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2064年06月02日

Miraiz公式ホームページ、オープン!![2021年6月2日記]

※※ブログトップに表示するため、投稿日付が未来になっています※※

Miraizは、2014年6月の開校から7周年を迎えました。
これを機に、より多くの地域の皆様にMiraizの取り組みを知っていただこうと、教室公式ホームページを新たにオープンいたしました。





スクリーンショット 2021-06-29 13.31.07.png

早いもので7年、この間Miraizは245名もの自慢の卒業生を送り出し、多くの意欲溢れる生徒たちと温かい保護者の皆様にご支持をいただいて参りました。あらためて心からの感謝を申し上げます。

今回7周年を機に、より地域の皆様にMiraizの取り組みを知っていただこうと、かねてからの念願であった教室公式ホームページをオープンいたしました。 これまでは教室現場をいかに充実させていくか…で手一杯でした。 簡易な手作りの教室ブログより様々なご案内や教室での様子などを発信して参りましたが、なかなかホームページまでは手が回らず、歯がゆい思いをしておりました。

今回、有限会社ナルーデザイン様のご尽力をいただきまして、教室の魅力を一杯に詰め込んだホームページが完成・公開に至りましたこと、たいへん嬉しく存じます。 会員・卒業生・保護者の皆様にも、またMiraizにご関心をお持ちの皆様にも、楽しくご覧いただけましたら幸いです。

これからまた気持ちも新たに、8周年、10周年、20周年…と、子供たちとの味わい深い学びの歴史を紡いでいけますよう、職員一同奮起して参ります。 どうぞよろしくお願い申し上げます!


※ 今後、こちらの(旧)教室ブログは更新を停止し、新ブログへ移行いたします。新ブログのブックマーク登録をお願い致します。

posted by こんぶ先生 at 13:10| Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月01日

中学受験について(Miraiz編)

Miraizでは中学受験に対応した少数指導のコースを設置しています。
ただ、中学入試はご本人にもご家庭にもかなりの負担がかかります。
特に人気校を受験しようと思ったら、学習量・時間は相当なものになります。
習い事との調整も必要になりますし、夏休みや冬休みなども勉強中心の生活になります。
「やってみて、ダメだったらやめればいい」というような気軽なものではありません。
「2年間やり抜く」という強い意志と、相応の覚悟が必要です。

Miraizでは、あくまでも生徒本人の積極的な選択であることを大前提として重視していますので、とにかく受験ありきで生徒または保護者の皆さんを誘導することはありません。
また、中学受験専門塾もたくさんありますから、Miraiz以外の塾も含め、じっくりご検討いただければと思います。
一度きりのお子様の大事な選択ですから、ここならがんばれる、と納得ずくで挑戦することは大切なことです。

Miraizは、結果だけではなく、過程にもこだわります。
「とにかく長時間拘束し、知識やテクニックを詰め込んで、数多く合格させれば良い」という方法論とは一線を画し、志望校合格という結果以上に、この経験が大きな財産となるように指導して参ります。

以下、中学受験についてのMiraizの考え方と、指導方針についてご説明いたします。
こちらの記事 も合わせてご覧ください)


 中学受験勉強の功罪 

ある程度成熟した年齢で迎える高校入試や大学入試と違い、中学入試の環境は非常にシビアです。
推薦入試やAO入試などもほとんどなく、憧れの学校に入学するには実力で突破するしかありません。
年齢を考えても、これだけの勉強量が負担にならないはずはなく、ツライのは大前提です。
周囲の大人がしっかり支えてやらなければ、続けられるものではありません。

ただ、それだけの試練ですから、得られるものも大きくあります。
豊富な語彙の習得、論理的な文章の読み書き、速く正確な計算の習熟、理科・社会の幅広い知識や考察力。
早くから脳を刺激し、目標意識を持って取り組んだ経験は人生の財産になります。
逆に中途半端なやり方では、お子さんにも保護者の方にも無用なストレスを生みます。

また、中学受験では年齢に比してかなり多くの情報に触れることになります。
それらが及ぼす、子どもたちの価値観形成への影響についても考えなければなりません。
「数値で人を見る」感覚は成熟した大人にあっても危険を伴います。
偏差値、合格確率、知能指数…子供たちは真っ直ぐですから、人間の能力が数値で表せると信じてしまいます。

「先生大学どこ?ああ、○○大学か、偏差値××だ、大したことないね」
「先生さ、こいつ偏差値△△だから、おれよりバカだよね」

もしもこんなセリフを吐くようになってしまったら…ゾッとします。

Miraizの教室でこんな姿勢・発言があった場合、私は授業を止めてでもその場ですぐ叱ります。

どんなに勉強ができても、人の気持ちが解らないなら、誰も協力してくれなくなる。
どんな天才だろうとひとりでできることなんてタカが知れている、人との信頼関係があって初めて大きな力になれる。
そもそもせっかく頑張ってるのに、尊敬してもらえないなんて空しいじゃないか、ということをきちんと伝えます。

正直なところ、
「塾にそんなものは求めていない」
「勉強だけ教えてくれれば、とにかく志望校に入れてくれさえすればいい」
Miraizはそんなお考えの方にはあまりオススメできない、ちょっとお節介な塾であるかもしれません。


 Miraizが大切にするもの 

塾の先生と学校の先生では役割が違う面も多くあるでしょう。
ただ、子供たちの前に立つ以上は、我々も学校と同じく「先生」らしくあるべきだと考えています。
私は「先生」として、人間教育だなんて大袈裟なことまでは言えませんが、勉強の他にも身につけるべきマナー、挨拶、道徳、思いやりといったものについても、きちんと指導に当たるべきだと考えています。
子供達を指導する上で、それは車の両輪と呼ぶべきものです。
知識やテクニックだけを詰め込んだアタマデッカチ人間ではなく、周囲に尊敬され、人々の知恵や力を結集するキーパーソンになって欲しい。
そんな願いを込めて、私たちは指導に当たります。
バランスを欠いた言動の見えた生徒には厳しく、しかし温かく叱ります。

ただ、子供たちにも悪気があるわけではありません。
他者を貶める発言も、自分の優位性にこだわる姿勢も、実は、やりたいこともガマンして、苦労している分だけ、結果が出たら褒めて欲しい、認めて欲しいと思うあまりの発言なのです。
人との比較に曝され続ける彼らには、当然ストレスがたまります。
その子なりの頑張りを認め、最大限誉めてあげることが大切です。
志望校に「入ることだけ」を考えていると、「入ってから」につながる最も大事な部分を見失います。
保護者の方も我々と連携して、一緒に子供たちのいいところに目を向け、やる気をチャージして欲しいと思います。


 失敗しない中学受験のために 

中学受験にあたっては何につけ「極端」であることは禁物です。
たとえば

「どこでもいいからとにかく私立!」
「1校のみ、ダメなら公立!」

といった言葉に象徴される捉え方です。
また、

「これだけの手間とお金をかけたのだからとにかく私立に入れないと意味がない」
「志望校に行けないのなら、余計な安全校受験などせず、公立中に進学した方がマシ」

こういった大人の論理・感覚を押しつけて一方的に決めてしまうことも、お子さんの心に傷を残す可能性があります。
お子さんにとっての2年、3年は大人のそれよりもずっと長く、重い、そして二度と返ってくることのない時間です。
彼らが納得ずくで頑張れるためには、志望校をハッキリ意識して「自分の夢に向かってがんばっている」と実感してもらうことが大切です。
その一方で、第1志望校ばかりでなく最低ひとつの合格をとり、成功体験を手にすることも重要です。
志望校でなければ、大人にとっては「無意味な合格」になるのかもしれませんが、子供にとっては違います。

「これだけ頑張ったのにどこにも認めてもらえなかった」
と映る体験と、
「この学校は僕においでと言ってくれた」
と受け止める体験とでは、まさに天地の差があります。
そしてそれらには、周囲の大人の演出が不可欠なのは言うまでもありません。

合格しても、進学されるかどうかはあとで決めればいいことです。
選択の余地もなく、努力の甲斐もなく、決められた道へ進まされるのでは、無力感だけが漂うでしょう。
それでは今後の人生に向けての前向きな経験になり得ません。
Miraizでは、最適な併願作戦の設定にも時間をかけてお応えしたいと思います。


 Miraizの中学受験科 

ここまでお話ししてきたとおり、中学受験は簡単な選択ではありません。
しかしMiraizでは、必要以上のプレッシャーや極端な方法論は排し、1人ひとりの目標に向かってやるべきことを整理し、いつでも「明るく・厳しく・温かく」指導して参ります。

テキスト及びカリキュラムは「中学受験新演習」を採用します。
小規模塾では四谷大塚準拠の教室が多いのですが、四谷カリキュラムは数年前に大幅な小4への前倒しを行った経緯があり、その結果、低年齢のうちに受験勉強の入口で苦戦する生徒を多く生んでいます。

小4は机上の勉強以外にも、遊びや習いごとで身体を動かしたり、旅行に行って様々に見聞きをしたりして、いろいろな経験が思考力や知識量のみならず、人格をも育む時期です。
早くから机上の勉強だけに縛りつけてしまうことのデメリットには、目をつむっている部分があるように感じます。

中学受験はもちろん、志望校合格が最大の目的ですが、そのためにお子さんの大切な部分を歪めてはならないと思います。
合格のその先の新たな環境で、燃え尽きてしまっていては何にもならないと思うからです。
憧れの学校で大いに刺激を受け、可能性を広げて欲しいからこその受験勉強であるべきです。

そこで、Miraizではついてこられない生徒を切り捨てる形での、上位難関校への強引な指導はしません。
むしろ、受験を始めてはみたものの、頑張っているつもりなのに、なかなかうまくいかなくて辛い思いをしている、そんな生徒さんの救いになりたいと考えています。

中学受験の勉強では、志望校の入試傾向によっては深追いしなくてもいい単元がいくつかあります。
それらを考慮して、できなければいけない単元、確実に得点に結びつけたい単元を重点的に指導します。
そのために、Miraizではあえて四谷大塚の先取りプログラムと週例テストによる追い込み型のカリキュラムではなく、『新演習』を中心とした融通の利くプログラムと月ごとの大きな検証ができるカリキュラムを採用しました。
その上で、子供たちの「達成感の演出」(=継続への要素)にも配慮しながら、学習をサポートしたいと考えております。

Miraizの中学受験科は、2023年度より《小4からスタート》します。
授業は小4で週2回、小5・小6は週に4回の授業を実施します。
国語・理科・社会を1コマずつ、算数は週に2コマを設置します。
新年度のくわしい時間割は、教室HPにて発表しております。

早い時期からの、生徒の意志によらない、むやみな長時間の拘束は百害あって一利なしでしょう。
ご家族で過ごす時間の大切さも考慮して、Miraizでは原則として小学生の授業は7時までに終了いたします。
授業という形での拘束は7時までですが、前後の時間帯の自習・質問はもちろん大歓迎です。
担当講師の判断で、個別に課題を与え、学習内容の確認と反復練習に充てていくように指導して参ります。

単に多くの授業を受けさせるというのではなく、 自ら目標を定め、そのための努力を重ねていく自主的な姿勢を重視しています。
そのため担当講師も、ひとりひとりの状況をつぶさに把握して、 丁寧に指導いたします。

中学受験は生徒によって、志望校によって、またご家庭によっても、方法論は様々です。
まずはぜひ一度ご来会の上、ご相談ください。

posted by こんぶ先生 at 00:00| Comment(0) | Miraizってどんな塾? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月01日

過去の卒業生・保護者の声

こちらでは

Miraiz第1期生(2014年度生)
〜第7期生(2020年度生)までの、

卒業生・保護者のみなさまからいただいた、

「入試体験記」
「Miraizの思い出」
「後輩へのメッセージ」をご紹介しております。














posted by こんぶ先生 at 10:40| 入試体験記〜卒業生の語るMiraiz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月06日

第7期生(2020年度)の「入試体験記」をご覧ください

今年春の入試を闘い抜き、高校へ巣立っていった第7期生たちの「入試体験記」が届きました。
Miraizでの思い出や、受験勉強での苦労、後輩たちへのアドバイスなど豊富な内容です。
卒業生ばかりでなく、保護者の方からも温かなメッセージをたくさん頂戴しております。

先輩たちの体験記はすべて、 カテゴリ「入試体験記〜卒業生の語るMiraiz」 からご覧いただけます。
ブログの掲載日付は、すべて卒業パーティの日付に合わせています。
ぜひ後輩の皆さんも読んでみてくださいね。

《第7期生(2020年度生)入試体験記一覧》

※ それぞれ体験記の記事にリンクしています。
※ グレー表示はただいま準備中(頂いた原稿を入力中)、順次公開予定です。

《中学受験》


《高校受験》









posted by こんぶ先生 at 15:31| Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月24日

卒業生の皆さんから

こんなに素敵な贈り物をいただいてしまいました。

第7期生寄せ書き.jpg

またひとつ、教室に宝物が増えました。
彼らの記念写真と共に、教室の壁に飾っておきました。

自慢の卒業生達からの温かい言葉、私たちにとっては何よりの励みになります。

…が、そろそろ…スペースが…なくなっちゃうなァ〜…。

IMG_8743.jpeg

…なんて、贅沢な悩みですね。
いっそ壁も天井までも埋め尽くされてしまうくらい、頑張っちゃいますか!
posted by こんぶ先生 at 21:59| 教室風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月20日

卒業パーティを開催しました

うららかな春分の日を迎えました。
毎年、この日は受験勉強を頑張り抜いた卒業生たちの送別パーティです。

恒例の野外バーベキュー…といきたいところですが、このコロナ禍です。
昨年も突然の全国一斉休校で社会が混乱する中、泣く泣く中止となってしまいました。

さて今年はどうしたものか…。

卒業生たちからは、「どんな形でもいいから絶対やって欲しい!」との声・声・声。
とはいえ、バーベキュー会場は使えない、教室に密集して飲食というわけにもいかない。
しかしそこはMiraiz、生徒の期待がある以上、できない理由を並べて簡単にあきらめたりはしません。
高校2年の文化祭実行委員長以来、イベントごとには海千山千の私(こんぶ)です。
どうやったらできるか、知恵を絞りに絞ります。

会場は教室でやるしかない。
そこで密集して、食事をしなければいいわけだから…各教室に少人数で分散して……そうだ!!
縁日にしちゃえばいいんだ!

ということで、教室5部屋にそれぞれアトラクションを用意しました。
輪投げ、射的、ダーツ、ストラックアウト、スーパーボールすくい。

射的.jpeg

STO的.jpeg

景品.jpeg

こうしておけば自然と分散します。
全員出席でも30名前後、ひと部屋5〜6名です。
職員で誘導・交通整理すれば万全です。

食事はあきらめて、個別包装のお菓子とペット飲料を用意し、飲食専用の部屋を準備。
もちろん飲食時には手指消毒で、各教室の窓も全開、換気も徹底します。

リスクゼロは非常に難しいですが、普段授業をやれている程度以下には低く抑えられたと思います。
生徒たちにとってはたった一度のことです。
せっかくこんなにも塾とのお別れを惜しんでくれているのに、応えないわけにはいきません。
縁日スタイルを思いついたのは1週間前ですが、そこから職員達もさらに知恵を絞ってくれて、どうにか実現にこぎ着けました。

それでは当日の様子をご覧ください。

すくい1.jpg
スーパーボールすくいです。
得意な子は、なんと30個以上もすくったとか…。

すくい2.jpg
テストの時以上(?)に集中しているような…(笑)

すくい3.jpg
ジャボッ!と突っ込むとすぐ破れちゃいますよ〜

ポイント.jpg
各アトラクションでは、実績に応じてポイントがもらえます

ダーツ2.jpg
意外に難しいダーツ。真ん中に当てるとボーナスプレゼントが!

ダーツ1.jpg
野球部で鍛えた腕の見せどころです

わなげ1.jpg
こちらは輪投げ。シンプルなのに難しい!

わなげ2.jpg
こんなに近いのに、なかなか入らないもんだなあ…

わなげ3.jpg
輪の入った回数分、お菓子がもらえます

射的1.jpeg
こちらが一番人気の射的。的は小さなお菓子です

射的3.jpeg 
よ〜く狙って………
射的2.jpg
立ち位置さえ守れば、腕を思い切り伸ばしていいルールです

射的4.jpg
限界まで近づく慎重派スナイパーたち

射的5.jpg
弾道計算中?

表札.jpeg

会場.jpg
つかれたらお菓子とジュースで休憩です。
ホワイトボードには写真スライドを上映しました。
中3女子.jpg
団体演技みたいですねえ

ジャンプ1.jpg
せ〜の…

ジャンプ2.jpg
ほりゃっ!

小6受験科.jpg
小学生たちも満喫してくれたようです

集合.jpeg
最後にみんなで記念撮影!

屋外で撮影の一瞬だけマスクを外しました。
久しぶりにマスクなしでみんなの顔を見た気がします。

いや〜、みんな思った以上に楽しんでくれて、本当にやってよかったです。
このスタイルなら、去年の卒業生たちも1年遅れでできるかな?
タイミングを見て、ホームカミングパーティをしましょうか。

そうそう、卒業生といえば…

OB.jpg

3年前にMiraizを卒業した4期生たちが、大学入試を終えて報告に来てくれました。
京都大をはじめ、千葉大・上智大・中央大と見事に難関を突破した猛者たちです。
4月から何人か、後輩たちの指導にも力を貸してくれるようです。
彼らと一緒に仕事をするのも楽しみです。
(ちゃっかりウチの息子も写っています・笑)


さて、一向に終息の見えないコロナ禍にあって、このようなパーティを開催したことにはご批判の向きもあるかもしれません。
もちろん疫病は恐ろしいものですし、私たちは決してそのリスクを無視できる立場ではありません。
しかしながら、長きにわたる自粛と制限でイベントがことごとく中止を余儀なくされ、子供たちが随分と寂しい思いをしていることも事実です。
一度しかない小学校・中学校生活で、彼らは大事な思い出をつくる機会をいくつも奪われてきました。
私たち大人が昔、心に刻んできた当たり前の場面のいくつかが、彼らには与えられなかったのです。
このことが、敏感で繊細な年代の彼らに及ぼす影響もまた、決して無視できるものではないでしょう。
「いつでもできるんだから」などという言葉ではごまかしきれない気がします。

私たち大人がなすべきは、ゼロリスクに囚われて思考を停止させ、何でもかんでも中止にすることではないと思います。
できない理由を並べて責任を回避するのではなく、「どうしたらできるか」を考えること、慎重に状況を見きわめて可能な限りリスクを下げ、責任をまっとうすることではないでしょうか。
そうした私たちの姿勢をこそ、子供たちはじっと見ています。
そんな思いを受け継いだ子供たちの中から、やがてこうした社会の難局も解決しようとする意志や力が芽生えるものと信じます。

Miraizはこれからも、子供たちの目線を大事にして、大胆かつ細心にベストを尽くしていきます。
posted by こんぶ先生 at 23:02| 教室風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

O.M.さん(2020年度生:明治学院高)

とりあえず、ミライズでは居やすかった、楽しかった。
皆、とてもフレンドリーで話しやすかった。
皆でしゃべっているときのあの雰囲気が大好きでした。
多分、受験もあのメンバーじゃなかったら乗り越えられなかったと思う。
本当に皆には感謝ばかりです。

夏合宿は辛いけど、全然辛くなかった!
めちゃめちゃ頑張ってからの「BBQ」最高すぎた...。もう一回やりたい...。
あと合宿杯は景品が良いのでめっちゃもえる(笑)
つかっちのモアイティッシュ欲しかった。

私が受験勉強で大変だったのは、ちょうど受験生になったコロナ休校のころ、ゲームにはまってしまったこと。
本当にやめられなくて苦労した。夏に成績下がったりした。

本当に今までありがとうございました。てんきゅーべりーまっち。


《Miraiz塚原より》
Mさん、ご進学おめでとう!
休校にオンライン授業、今年ほど受験生を苦しめた年はないと思います。
学校もなく家にこもってばかりでは、ゲームなどの誘惑に負けてしまうこともあったでしょう。
しかし、Mさんはしっかり軌道修正して受験生として復帰してくれました。
夏からエンジンがかかり、得意の英語については授業内のテストも模試も安定して得点できていましたね。

実はこれはすごいことです。
受験生になれば多くの人が頑張ります。
しかし、Mさんが得点できたのは中3での頑張りだけではなく、中1と中2の積み上げがあったからです。
長い中学校生活の中で勉強から気持ちがそれてしまうことは誰にでも起こりうることです。
大切なのは、気持ちが向かない時でも「続ける」こと。
3年間英語を担当させてもらいましたが、Mさんは変わらずにMiraizに信頼を寄せて、仲間とともに楽しく学んでくれました。
その時間があったからこそ、困難な状況下での受験生活を乗り越え、希望の結果へと繋げることができたのではないでしょうか。

合宿でのBBQは最高でしたね。 「BBQあるとろにMあり、MあるとろにBBQあり」というくらい、MさんにはBBQがよく似合います!
「夏合宿は辛いけど、全然辛くなかった!」
なぞなぞのような言葉ですが、なぜか納得してしまいました。
あれだけ集中してたくさんの勉強をすれば辛く感じることもあるでしょう。
しかし、全力で頑張ればその辛さが吹き飛んでしまうような「満足感」が得られます。
Mさんにとって最高の合宿だったことがよくわかる言葉です。

これからも目標に向けて挑戦する機会は多いと思いますが、この受験の経験を活かして全力でぶつかって行ってください。
頑張った後にはいつも、最高のBBQが待っています!
モアイティッシュ、残念でしたね。 あれ、毎年人気なんですよ。
ティッシュではないですが、Miraizにはモアイに似た先生がいるので、ぜひ会いに来てくださいね。
We are looking forward to seeing you again!
posted by こんぶ先生 at 00:00| 卒業生の語るMiraiz〜7期生(2020年度生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

N.M.さん(2020年度生:専修大松戸高・E類)

私の受験のスイッチが入ったのは12月頃でした。
なんと、私が大好きであるテレビを見るのをやめました。
家の中だと集中できなかったので、学校からそのまま塾に行った日がありました。
これを聞くと、受験って大変そうだと思う人がいるかもしれませんが、私は受験が楽しかったです。
授業も自習も全てが楽しかったです。

その中で一番は合宿です。
授業がびっしりとつめこまれているスケジュール表を見たときは、正直家に帰りたくなりました。
でも、合宿という名の魔法にかけられ、楽しく過ごすことができました。
特に川遊びでは、生徒よりもはしゃいでいるように見える先生が最高でした(笑)。
そして川遊びの後の理科の授業、1番前の席で疲れや眠気と戦いながら受けたスリル。忘れられません!

ミライズで最高の仲間と最高の先生に出会えて本当に私は幸せだなと思います。
本当にありがとうございました。ミライズ大好きです。


《保護者の方より》
一生懸命頑張って、悔しい思いもして、でもやり切った結果だからきちんと受け止められて、今後に前向きにつなげて。
本人が受験で成長でき、楽しいと思えたのはミライズの先生方、ステキな仲間たちのおかげです。
ミライズが本当に楽しそうだったので、卒業してしまうこと私の方が淋しく感じています。
「ミライズに通わせてくれてありがとう」と本人から感謝されました。
本当に有難うございました。


《Miraiz塚原より》
Mさん、ご進学おめでとう!
Mさんを初めて担当させてもらったのは、小学6年生の冬季講習のとき。
授業中の取り組み方、宿題をしっかりこなす姿勢が素晴らしいなと感じました。
Mさんはもう覚えていないかもしれませんが、総括テストの前日には自習にも来ていましたね。
小学生のうちから塾で自習する子は少なかったので、印象に残っています。

Mさんの本性が現れたのは…おっと失礼(笑)、魅力が開花したのは中学生になってからでしょうか。
教室中に響き渡るような、いや、塾中を震わせるような豪快な笑い声。
その場の雰囲気がパッと明るくなり、我々の方こそMさんの魔法にかけられてしまいました。

「受験が楽しかった」とは、なんと嬉しい言葉でしょう。
Mさんの言う通り、受験という言葉からは「辛い」「面白くない」「我慢する」など、ネガティブな言葉を連想する人が多いと思います。
しかし、Miraizでは険しい道だからこそ楽しんで乗り切りたいと考えています。
「本気を愉しむ」のがMiraizスピリットです。 まさにMさんはMiraizの理想を体現してくれました。

もちろん、受験に至るまでには言葉には言い尽くせないような苦しい思いがあったことでしょう。
努力しても結果に結びつかず、モチベーションが下がる日を経験したかもしれません。
でも、どんな時でも、Mさんは笑顔で塾に来て、自習も授業も前向きに取り組んでくれました。
最後まで気持ちを切らさずに頑張る姿は見事でした。

私の好きな孔子の言葉に「努力する者は楽しむ者に勝てず」というものがあります。
楽しんで挑戦する人が最強です!
今後の人生でも挑戦しなければならない時が何度もあるでしょうが、Mさんのことなら高校受験の経験を活かし、楽しんで乗り切ってくれることと信じています。

合宿は2年連続で参加してくれましたね。
勉強もイベントも全力で、誰よりも満喫しているように見えました。
授業中は目を閉じ、深く問題を考えているかと思いきや、眠気と戦っていたのですね… 。
合宿所のピアノでMさんが弾いた『幻想即興曲』は本当に素敵でした。
普段の豪放磊落さとは違う繊細な演奏で、新たな一面を見せてもらいました。
合宿に音楽の彩を添えてくれてありがとう。

Miraizの授業は先生と生徒で作っていくものです。
どんなに先生たちが頑張っても、生徒の皆さんの協力がなければ良い授業は生まれません。
Mさんは授業が楽しかったと言ってくれましたが、それはMさんやMiraizの仲間が授業に積極的に参加して、良い授業を作り上げてくれたおかげです。
こちらこそ、楽しい時間をありがとう。
高校生になっても時々顔を出して、明るく豪快な笑い声をMiraizに響かせてください。
posted by こんぶ先生 at 00:00| 卒業生の語るMiraiz〜7期生(2020年度生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

S.Y.くん(2020年度生:日大習志野高)

日大習志野に合格したことは、僕にとって奇跡のようなものでした。
正月特訓で前年度の日習の過去問を解いたとき、数学でほぼ0点に近い点数を取ってしまい、合格最低点を大幅に下回ったことがありました。
このときは本当に焦りました。クラスでも最下位の点数で、苦手な数学をどうするか、必死に考えました。
しかし、結局は先生がずっと言っていた「とれる問題はとり切る」という単純なことが、僕にできていなかったのだと思います。
そこからは初心に返ってそれを意識して勉強しました。

入試本番では、数学で大問1をしっかりととりきることができたので、他の科目の足を引っ張ることもありませんでした。
過去問でどんなに悪い点数を取っても、「このままじゃ絶対に受からない」と焦りの気持ちを持って、できるところから改善していけば、かえって良い結果につながると思います。
僕は残念ながら第一志望の公立高には届かなかったのですが、実力を伸ばすことができたので、結果的には満足しています。


《Miraiz近藤より》
Sくん、ご進学おめでとう!
いつもマイペースな(に見える)Sくん、入試を目前に控えてもクールでしたが、内心ではやはりそんな思いがあったんですね。
実質倍率は2倍超と、人気が回復どころか集中した今年の日大習志野、見事に突破しましたね。
反面、公立入試では8割を超える高得点ながら、本当にあとわずか及ばず、辛い思いも経験しました。
今回、入試というこの「容赦のない分かれ路」を経験したことで、もっとやれることはなかったか、という気持ちも芽生えたでしょう。
その悔しい気持ちを忘れずにいてくれたら、いずれこの経験もまた、大きな糧となるに違いありません。

日大習志野も魅力ある素敵な学校ですから、通っているうちにやり甲斐や手応えも芽生えてくるでしょう。
新たな仲間たちと励まし合い、競い合って、次の目標にも堂々挑んで欲しいと思います。

入試はどこまで突き詰めても、たった1回のペーパーテストの結果でしかありません。
どんなに努力を重ねても100%の保障はありません。
であるからこそ、進学先がどこであるかということ以上に、そこで何を為すかということの方がずっと大切だと、いつも話してきましたね。
Sくんもまた、それを実感できるような、充実した高校生活にしてください。
先生たちみんな、これからも応援していますよ!
posted by こんぶ先生 at 00:00| 卒業生の語るMiraiz〜7期生(2020年度生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

S.T.くん(2020年度生:日大習志野高、東京学館浦安高[特進選抜・特待U])

僕は中学生になってから3年間ミライズにお世話になりました。
1年生のころから宿題をさぼることが多く、2年生の初めには親にミライズをやめさせられてしまいました。
その後更生して、冬季講習からミライズに復帰しました。
しかし、1年生のときに勉強をサボりすぎたので、なかなか周りの人に追いつくことができませんでした。特に英語はヤバかったです。

僕はコロナの休み中、周りとの差をつけるために、英単語の総復習などを重点的に勉強していました。
また、3年生になると、受験が近付くにつれ、勉強への熱も高まってきました。
結果、英語は毎回平均点を上回ることができるようになり、他の教科でもすごいと言ってもらえるような偏差値を出せるようになりました。

僕はこれを読んでいる後輩たちに、

・宿題はやった方がいい
・もしいま勉強が追いつけなくてもあきらめずに努力すれば追いつく

という2つのことを伝えたいです。
受験は自分を変えるチャンスです。
これから大変なことや嫌なことをしなければなりません。
しかしそれらを乗りこえれば道は開きます。がんばってください。

先生方、3年間ありがとうございました。


《Miraiz小出より》
Tくん、ご進学おめでとうございます。
私にとってのT君の最初の印象は、線が細い…というか、自分に自信がないのかな?というものでした。
こちらから質問しても、はっきりと答えるのは苦手そうで、宿題やノートの取り方なども、なかなか要領よくできないようなところもありました。
自信があるところとないところ、やる気が持てるところとそうでないところの濃淡も強くあったように思います。
Tくんなりに授業には前向きに参加してくれていたとは思うのですが、なかなかそれが結果に結びつかず、一度はMiraizを離れることとなりましたね。
あのとき、Tくんはどういう思いだったか、近藤先生からも「気持ち入れかえて、必ず帰ってこいよ!」と言われて、寂しそうにしていたのを覚えています。

そんなTくんですが、満を持して戻って来てからは、だいぶ取り組み方にも変化が生まれた様に思います。
中3直前から復帰でしたから、英語は当初かなり苦戦していましたが、T君は弱音を吐かず、コツコツとできることを積み上げました。
そして少しずつですが、確実に結果を出していきました。
それに伴って自信のなさや応答のぎこちなさも影を潜め、「とるべきところでとれる、できることをしっかりやれる受験生」になっていきました。

Tくんとは[数学・英語・理科・演習]と、週5回も授業で顔を合わせていましたから、私にとって今年最も思い出に残る生徒の一人です。
高校生になって、新しい環境と出会いに刺激を受けて、さらに成長したTくんに再会できる日を楽しみにしています。
posted by こんぶ先生 at 00:00| 卒業生の語るMiraiz〜7期生(2020年度生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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