> 2014年07月: 進学匠房Miraiz〈ミライズ〉教室ブログ(旧)

2014年07月25日

教室通信「未来図」8月号です


教室からのお知らせ「未来図」8月号をお届けします。
ご家庭へは、夏期総括テストのご案内、夏期講習費用のご請求と共に、本日発送いたしました。
posted by こんぶ先生 at 21:59| Comment(0) | 教室通信「未来図」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

夏期講習、大盛況!

21日より始まりました夏期講習、連日やる気満々の生徒たちを迎え、教室は盛況です。
今日は教室の様子を少しご紹介します。

IMG_4378.jpg

入口の様子です。

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福本先生の中3理科。理科は苦手にしている生徒が多いようです。

IMG_4380.jpg
こちらは来年の受験生、中2生。真剣に問題を解いています。

IMG_4381.jpg
教室には「Miraizの誓い」と「テストの掟」が貼ってあります。
宿題テストの成績表も掲示されています。

前期日程はまだ始まったばかり。
部活との両立でたいへんな中2生も、授業に間に合うように…と頑張ってきてくれます。
中3生もいままでの充分できなかったところを取り戻そうと、集中しています。
結果を出せる、夏にしましょう!
posted by こんぶ先生 at 21:25| Comment(0) | 教室風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

Sターム通常授業・終講

本日で「Sターム」の通常授業が終了致しました。
7/20(日)は準備日として、受付業務のみとなります。

7/21(月)からは、いよいよ夏期講習のスタートです。
受講に当たってご不明な点などがおありでしたら、お気軽に教室までお問い合わせ下さい。

また、前期B日程(7/22,24,27,29,8/1,3)では、16:30〜18:00の時間帯で「無料補講」を行っています。
やむを得ずお休みされる日がある方や、初めての塾でご不安がおありの方は、お気軽にご参加下さい。
ご参加に当たり、特にお申込や費用などは不要です。
筆記用具をご持参下さい。
学校の宿題などでもOKですよ!

この夏、Miraizで大きく飛躍しましょう!
posted by こんぶ先生 at 22:05| Comment(0) | Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月16日

Miraiz流・成績を上げる勉強法その3(英語編)

今回は「英語の学習法」について考えてみましょう。

ただ、決して特殊な学習法ということではありません。
あくまでもごく当たり前にやっている、(学校などで教わる)一般的な学習法とされるもののうち「苦労の割に効果の薄いもの」を除き、「試験で結果を出せるもの」に絞ってお話ししたいと思います。

英語というものをどのようにとらえ、理解するか、ということについては、本屋さんの参考書コーナーをのぞいてみればわかるとおり、英語の先生や専門家の方によって実に様々な学習法が提案されています。
もちろん相性もありますし、考え方は様々ですので、そのいずれかをお勧めするのではなく、「ちょっとした工夫でムダを減らそう」ということの提案です。

「とにかく覚えるまで何十回も書くしかない、気合だ、根性だ!」という先生は多いですよね。
でも……そんなの、できたらやってますよね。
そして、それで本当に効果が出るのなら、続けてますよね。
とにかく何十回も書き取るなんて、ツライだけだし、面白くないし、効果も上がらないから続かないんですもんね。

以前にも書きましたが、長時間ダラダラ机に向かって「とにかく何十回も書く」というのは、手が動いてるだけでアタマが働きませんから、無駄の多いやり方だと感じます。
とはいっても、書かないで覚えることは、よほどの特殊な才能でもない限り不可能でしょう。
ですから書かねばならないのですが、同じ書くにしてもアタマが働くように書こう、ということを言いたいのです。

まずはMiraiz流[時間を計る・短時間で集中する・丸写しをしない]はどんなときも鉄則です。
そして、欲張りすぎないこと。
「継続こそ力」です、続けられなければ意味はありません。
ほんのわずかな取り組みでも、やらずにいるよよりは遥かにマシ、何もやらなければゼロどころかマイナスです。
やるべきことは絞りましょう。

中学3年間で覚えるべき単語の数はおよそ1000〜1200語です。
3年で割ると400語。
すると、1日に2語覚えればおつりが来る計算です。

みなさん!1日に2語、英単語を覚えましょう!

どうですか?
できそうな気がしてくるでしょう?

テスト前になって慌てて20語も30語も単語の練習をしようとするから、身につかないのです。
そして普段は2〜3個覚えてもしょうがない、と高をくくっているでしょう?
でもね、1日2個というのは、ただ見てハイ覚えましたー、じゃあダメなんですよ。
もう一生忘れないくらい真剣に、集中して覚えて欲しいのです。

1日2個といっても、1週間で14語です。
なんと1ヶ月で60語です!
中には忘れてしまうものもあるかもしれません。
ですから、1週間おきに覚えているかのチェックをしましょう。

まとめると、こんな流れになります。

1)1日2語、英単語の練習をする
 ・2語だといってナメてかからない、ごまかさない、必ずやる
 ・回数は決めない、覚えた、と覚えるまでゆっくり書く
 ・正しいつづりを覚えたら、何も見ないで書く
 ・覚えたと思った30分後、2時間後、5時間後、翌朝に、書けるかどうか試す

2)1週間に一度、14語すべて書けるかどうかチェックをする
 ・日本語の意味を14語ならべて書く
 ・2分以内にすべて書けるかどうかテストする
 ・書けないもの、間違えたものはチェックしておき、徹底的に練習する
 ・例えば月曜〜土曜は新しく覚えるDAY、日曜をチェックと間違い直しDAYにする

3)1ヶ月に一度、60語すべて書けるかチェックする
 ・方法は2)と同じ
 ・10分以内にすべて正しく書けるかテストする

そして、1日2語のことですから、できれば以下のこともチェックして欲しい!

※ 発音をチェック
web上の辞書で、発音してくれるものがあります。アクセント、発音を何度も聞きましょう。

※ 品詞をチェック
英単語は品詞によって意味や文中で果たす役割が変わります。

例)name
名詞:名前 動詞:名付ける 形容詞:有名な

英語の品詞は日本語よりもシンプルですから、少なくとも下記は覚えてしまいましょう。

名詞…ものの名前を表す  →主語・目的語になる
動詞…存在、動作などを表す →述語動詞・準動詞(不定詞、動名詞など)になる
形容詞…名詞を修飾する
副詞…名詞以外の様々なものを修飾する

※ 似たような単語をチェック
たとえば take という単語を覚えたとしましょう。
teikと書いて間違えた。でもkeでクと読むことがわかった。
同じような単語はたくさんありますよね?
lake、cake、shake(シャケじゃないぞ!)、fake、make、wake…
これ、ぜーんぶ同じパターンです。

station、motion、action、addition、information…
これみーんな、「tion」で「ション」と読みます。

中1の初めのうちは、ローマ字と違って読み方も綴り方も決まっていないように見えて、イヤになりますが、英単語は覚えれば覚えるほど、似たようなスペルのパターンがあることに気づきます。するとドンドン覚えやすくもなりますよ!

Miraizでも毎週英単語のテストは実施しています。
だいたい、25語くらいを2週間かけてテストしています。
このテストをペースメーカーに、まずは1日2語、試してみて下さい。


続いて、英文です。
基本の英文を書いて覚えるというのはとても大事なことです。
しかし、呪文のように、意味も考えず、ただ書いているだけではダメです。
また、英文は順番が命です。
「が」「を」「に」などの助詞がないので、順番で意味を構成しているのです。

He gave me a watch.(彼は私に時計をくれた)

I'll send you a postcard.(僕は君にハガキを送るよ)


She showed us a picture. (彼女は私たちにある写真を見せた)

これらはすべて
「誰が」→「何する」→「誰に」→「何を」
の順番で並んでいます。
この順番を狂わせてしまうと意味が通らなくなるのです。

ですから、英文を練習するときは、この順番を意識して、英語の語順でつぶやきながら書くようにしましょう。
そして、短時間で何度も書くのではなく、意味を考えながら、じっくり書いて下さい。
3回くらい書いたら、次の英文には行かずに、しばらく間を置いて、見ないで書けるか試して下さい。
書けたら次。書けなかったらもう3回。
これくらいで充分です。
10個くらい英文を練習したら、しばらく間を置いて、また「何も見ないで書けるか」をテストしましょう。
このときも必ず時間は計ります。
この、何も見ないで書く、ということの練習をしなければ、いつまで経っても覚えられません。

間違えていたら、練習です。
ただ、このときも、しゃにむに何でも書き取りをすればいいというものではありません。
何を間違えたのかをチェックしましょう。
文の順番は合っていて、単語のスペルを間違えたのなら、その単語だけ書き取ればいいのです。
英文の順番が間違っていたら、その英文の順番どおりに日本語でとなえて覚えましょう。


最後に、長文読解です。
入試では出ない学校はない長文読解。
にもかかわらず、なかなか準備のできていない人も多いですね。

まず、これを見て下さい。
浦安市内で採用されている中3英語の教科書です。

教科書.jpg

これをだいたい50分の授業で1〜2ページ勉強しますよね。

ところが、入試では…

市川1.jpg
市川2.jpg

こんな感じです。
これは市川高校の入試問題ですが、同じ50分でこの問題を4枚解かないといけません。
選択肢も英文だったりします。
本文に書いてある内容と同じものを選べ、という出題が中心です。

つまり、高校入試で要求される長文読解とは、丁寧に一文一文訳すことよりも、「速読速解」で「大意をつかむ」ことなのです。
そのためには早く読む訓練が必要ですし、多くの英文に触れる必要があります。
その訓練を怠るとどうなるか…

H26県立英語得点分布.jpg

このグラフがすべてを物語ってくれます。
これは平成26年度県立前期入試の英語の得点分布表です。
「平均点が下がっていますね〜」「英語は大事ですね〜」なんて、のん気なお話ではありません。
問題はこのグラフの形なのです。

このグラフは、横軸が得点、縦軸が受験生のウチ何%がその得点だったか、を示しています。
縦棒が平均点のゾーンです。
平均点辺りが一番多く、高得点も低得点も少ない、という分布になるのが一般的です。
同じ平成26年県立前期入試の国語を見てみると、そうなっているのがわかります。



H26県立国語データ.jpg


ところが、この英語のグラフでは
H26県立英語得点分布.jpg
80点台の人が10%(約4000人)、90点台のひとが5%(約2000人)もいる一方で、
20点台の人が10%(約4000人)、10点台の人が7%(約2800人)もいるという事実が浮かび上がります。

つまり、このことは英語ができる人もたくさん、できない人もたくさんいる、という「学力の二極化」を示しています。
おそらくこれは、学校のゆっくりとしたペースに慣れて、入試用の訓練をしなかった「時間内に終わらなかった層」と、しっかりと受験勉強をやり、長文にもひるまない「時間内に終えた層」の二つの山で構成されているといえるでしょう。

もっと言えば、前者は学校の定期テストに追われ、テスト前になると大義名分を得たかのように塾の授業も休み休みにしてしまい、その都度後れをとってしまった人
後者はそうならないように普段から準備を重ね、学校のテスト準備と受験勉強を両立させた人、とも言えるでしょう。

受験勉強は持って生まれたアタマの良し悪しを競うようなものではありません。
入試までの準備、姿勢が問われるものなのです。
あなたは上のグラフのどちらのグループにいたいですか?

話を戻しますね。

さて、英語の長文読解が重要であるということは充分に理解して貰えたと思います。
では、どうやって勉強するか。

得意な人は、端から順に日本語に訳して言えるかどうかチェックしましょう。
わかりきった英文まで必ずしもすべて訳を書き出す必要はありませんが、複雑な英文については書き出してみることをお勧めします。

そして苦手な人には、思い切って「日本語訳を見ちゃう」ことをお勧めします。
これは、古典などにも有効な勉強法なのですが、よくテストなどで、自分なりに意味をとって読み進んでいたつもりが、あとで答を見ると、てんでズレていた、なんてことはありませんか?
まったく意味を勘違いした状態で、ずっと読み進めても無意味です。
英文をしばらく読んでみて、意味が取れなかったら、思い切って訳を読みましょう。

とはいっても、日本語訳と英文とを並べて交互に見てはいけません
まずは、日本語訳を一気に読んで、どういう話なのか大意をつかみましょう。
そして読み終えたら訳を閉じて(←これが重要)、英文をゆっくり読み進めましょう。
話の筋がだいたい頭に入っているはずなので、大きく逸れることはないはずです。
わからない単語が出てきても、チェックだけ入れて、でもその場で意味を調べることはせず、先に読んだ訳の内容に合わせて意味を推定しながら読み進めちゃいましょう

実はこの「知らない単語に出合うたびに辞書調べ」が集中力をそいでしまうのです。
試験ではまず100%知っている単語だけ、ということはあり得ません。
必ず知らない単語が複数出てきます。
しかも、試験中は辞書で意味を調べることもできません。
そのときに、前後の文脈でだいたいの意味を推定するという力が重要になってきます。
まずは時間内に一気に読み進めてしまい、あとで意味をチェックするようにしましょう。

ある程度内容がわかっている状態で英文を読むと、そうか、こういう表現の仕方をするのか、といったことも理解できます。
全くの手探りで英文に当たるよりもはるかに生産的な学習法です。

いかがでしたか?
英語の学習法、どれも試験本番を想定した実戦的な勉強法です。
ぜひ試してみて下さいね!
posted by こんぶ先生 at 04:13| Comment(0) | アドバイス:勉強の仕方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

Miraiz流・成績を上げる勉強法その2(ノート編)

ノートの使い方について、最近はいろいろなアドバイスが増えてきました。
本屋さんをのぞいてみても「成績を上げるノートの作り方」やら「東大生のノート」やらいろいろです。
最初に結論を言ってしまえば、自分の役に立っているのなら、どんなノートの取り方をしてもイイと思います。
逆に言えば、どんなに色分けして、キレイに仕上がったノートを持っていても、それで試験の成績が悪かったら「お絵かき」と大差ありません。
もっとキツイ言い方をすれば「勉強ごっこ」をしていただけ、とも言えるでしょう。
(カチンと来た人はごめんなさいね…。でも、試験は結果がすべてなのです)

「あんなに勉強したのに、点数が取れなかった」という人の原因は、
 @ 長時間机に向かったつもりでいるだけで、集中しておらず、そもそもあまり勉強していない
 A 作業はしたが、アタマに染みこませる工夫をしていないので、得点に結びつかない( 勉強法その1参照)
 B 長時間かけて教科書や参考書を写し、勉強した気になっている
 C テストの出題を読み違えた
 D 先生がイジワルした

のいずれかでしょう。
@は論外ですね。Miraizの嫌う「言い訳」です。
Aは前回の記事を読んで工夫してみて下さい。
Cは結構大事なことで、まんべんなく勉強すること以上に、出題(=先生が何を勉強させたがっているか)を読むというのは、実は重要な能力です。普段の授業でどんなところを強調するか、チェックして臨みましょう。
Dだって、まったくないとは言えませんね(笑)。たまに気の毒なお話もうかがいます。

ここでは、Bについて考えます。
試験前になると「まとめノート」を作る人がいますよね。
学校でも、教科書の内容を丸写しさせて、ノートを提出させる課題があったりもします。
しかし…私に言わせれば、それは勉強ではなく「写経」ですね。
「写経」というのは昔、印刷機なんかなかった頃に、お坊さんたちが中国から伝わってきた貴重なお経を、「ありがたや〜ありがたや〜」と言いながら手で書き写した修行のことです。

勉強とはいかに多くの知識を詰め込むか、ではありません。
アタマを働かせて有機的に(つながりをもって)効率よく知識を整理し、本質を捉え、そのことによって他のことにも応用が利くようにすることです。
アタマが働かないのに、手だけ動かしていたって、何も覚えられるはずがありません。
逆に手が動いていなくても、アタマが働いていればしっかり残ります。
映画やドラマ、漫画の内容はノートなんかとらなくたって、よく覚えていますよね?

だから私は、必ずしも授業中にノートをとり続けることを強要しません。
ノートをとることそれ自体が、授業の目的になってはいけないと思うからです。
できれば、説明しているときは顔を上げて話を聞いて欲しいなと思います。
説明しているときに下を向いて、ノートを何色で飾ろうか、ペン色選びに注意が向いているようでは、授業の効果も半減すると思うからです。
特に説明を聞いて欲しいと思うところでは、私はノートの手を止めさせることもあります。
板書をしっかりノートに残したい人のために、後でノートをとる時間を別に設けて待つようにしますけどね。

基本的にノートは、忘れたらもったいない!と思うところに絞るべきですね。
わかりきっているところは別にノートに写す必要はないわけです。
余裕のあるところは先生の話に集中していてイイと思います。

ただ、人間は忘れる生き物です。
一週間前の夕食だって思い出せません。
口に入れたものが思い出せないのに、ましてや耳で一度聞いただけのものがクッキリ頭に残るでしょうか?
でも、一週間前の夕食が、仮に大好物だった場合や、誕生日の高級ディナー(笑)だった場合には、ハッキリ覚えていますよね?
授業でも、そういう感動を得て欲しいな、と思うわけです。

どんな風にノートをとるか、どこでとるべきか、あるいはとらないでもいいか。
それを考えながら授業を受けるのも勉強です。
「判断」をしなくなった脳は活動していません。
何から何までノートをとるのではなく、先生の話をよく聴いて、取捨選択しましょう。
ボードに書いていなくても、大事だな、と思ったらメモをとることも大事です。

この点、小学生や中学1年生では逆にノートをとる習慣がない人もいます。
話はよく聴いてくれているのですが、ノートをとらず、記憶に残す工夫もしていないので、翌週には解説したはずの同じ質問が飛んできたりもします。
そんな皆さんには、まずはノートをとる習慣をつけて欲しいので、私はいつも
「天才の方、すべて覚えられる方、来週以降すべて満点を取れる方は、ノートを決してとらないで下さい!」
と逆説的な指示を出します。
すると思い出したようにノートを開く人が続々と…(笑)

ノートをとれ、いやとるな、と矛盾しているようですが、物事には順序が、理解には段階があります。
まずはノートをとるということを習慣づけて、そこから効率を求めるという順序がいいのです。
実感がこもりますからね。

さて、ではMiraizのお勧めするノートの使い方をお教えします。

まずはノートは3冊作りましょう。
1)授業用
2)宿題・復習用
3)まとめ用

1)は授業で教わったこと、気づいたことを記録しておくノートです。
必ず日付を入れましょう。
そして書いただけで満足せず、後で見直して役に立つように書き残しておきましょう。
さらに授業内で解くように指示された問題とそれへの自分の答もこちらに残します。
間違っても消してはいけません。
自分がどんな間違いをしたか、赤でハッキリ書き込んでおきましょう。
(漢字間違い、計算違い、単位違い、問題読み違い、まったく理解してなかった、など)

2)は課題を消化するためのノートです。
日付とテキストのページ、単元名を書き、ごしごし真っ黒に埋め尽くしていきましょう。
これについてはキレイに残す必要もありません。
スペースを思い切り使って全力で問題に取り組みましょう。
所要時間や、気づいたこと、間違えたポイントなども書いておくとベストです。

3)は今日一番の強調ポイントです。
まず、テキストの丸写しノートはやめましょう。思いっきりムダです。
つくるなら、自分だけの、弱点に特化した「わたしのバカバカノート」です。
わたしのばかばか!といいたくなるポイントを記録するのです(笑)。
例えば、こんな内容を書き残します。

・自分が宿題やテストでうっかりミスをした問題
・うっかりミスの内容
(誤ったものを選べ、あるだけ選べ、記号で答えよ、漢数字で書け、漢字で書け、抜き出せ、スペリングミス、漢字ミス、計算ミス…など)
・紛らわしい問題、語句の整理
 例…鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府の比較
   それぞれの将軍を補佐する役職→[執権・管領・老中]
   離れた地域の監視[六波羅探題・鎌倉府・京都所司代]
   法律[御成敗式目・建武式目・武家諸法度]
例…人名・地名
   源義家・義朝・頼朝・義経
   藤原鎌足・不比等・良房・基経・道長・頼通
   北条時政・政子・義時・泰時・時宗
   足利尊氏・義満・義政・義昭
   徳川家康・秀忠・家光・綱吉・吉宗・慶喜  など
   大化の改新・大宰府・大宝律令・大政奉還・太平洋・大西洋・太宰治(太?大?)
   松山・高松・松江・松本・浜松・松島…
・書き間違いやすい単語・漢字
   減・滅・域・威・惑など
   this,that,there,these,those,they,them,then...など
         though,thought,through,taught,theater,throw,tough…など

こういった、試験でいつも迷う、悩む、ひっかかるポイントを、ぜーんぶ残しておくのです。
常にこれに残す習慣をつけておけば、あなただけの特別な弱点補強ノートが出来上がります。
試験直前に見ておくものとしては最高の一品じゃないですか。

ポイントは、作ろうと思って作らないことです。
自分の弱点は何だろうと思い出すのには時間が掛かります。
それよりも、思いついたら書いておく習慣をつけること。
普段の勉強やテスト直しを通じて、常に記録し続けること。
この積み重ねによって、気づいたら膨大なものになります。

どうでしょう?
キレイだけど頭に残らないノート作成に時間を費やすより、あなただけの、オリジナル弱点克服ノートを作っておきませんか?
posted by こんぶ先生 at 01:56| Comment(0) | アドバイス:勉強の仕方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月02日

7月2日現在の残席状況/増設について

本日7月2日をもちまして、開講よりちょうど1ヶ月となりました。
地域の皆様に篤いご期待をいただきまして、連日多くのお問い合わせを頂戴しております。
誠にありがとうございます。

さて、残席が少なくなっておりました中学部ですが、教室机のレイアウトを見直しまして、収容数が少し増えました。

1番教室=20名(旧16名)
2番教室=17名(旧15名)

現時点では簡易机とパイプ椅子での対応で、生徒の皆さんには少し窮屈な思いをさせてしまいましたが、同等品を発注しましたので、来週には同じ机と椅子がご用意できる見込みです。

以上の措置の結果、定員/残席を下記の通り変更致します。

★通常授業★

【中1】
月曜英語……余裕あり
火曜社会……残席4
火曜英語……残席1
木曜理科……残席6
木曜数学……満席4
金曜数学……残席6


【中2】
国語……残席8
数学……満席
英語……満席
理科……残席7
社会……残席7

【中3】
現在、新定員最大20名のところ、在籍が15名です。
7/2(水)までにお問い合わせをいただき、授業体験などで入会をご検討くださっている方が5名いらっしゃいますので、たいへん恐縮ではございますが、ひとまず中3生の新規募集は〆切とさせていただきます。
7/9(水)までのご入会状況を見て、なお定員に空きがありましたら7/10より再度新規の募集をいたします。
その際はこちらのブログでお知らせいたします。

Miraizは「5つの誓い」に象徴される指導方針を明らかにし、ご賛同いただける方にご入会をお願いしております。
時間をかけて個別のご説明や授業見学などの機会を差し上げて、保護者の方にも生徒の方にも、当教室の方針を充分ご納得の上でご入会いただきたいと考えております。
そのため、現在ご検討をいただいております皆様にも、営業的な事情で無理に急かしてしまうような形は避けたく、このような形とさせて戴きました。
ご関心をお寄せ下さいます皆様にはたいへん心苦しくはありますが、どうぞあしからずご了承のほどお願い申し上げます。


★夏期講習★

現在、会員の方の優先受付期間中です。
7/7(月)より一般講習生の受付を開始致します。
会員の方の受付が終了致しましたら、残席数をお知らせ致します。

《予定定員》
【中3】
英語・数学   …各37名(2クラス)
国語・社会・理科…各20名

【中2】
各科目 17名

【中1】
英語・数学   …各37名(2クラス)
国語・社会・理科…各17〜20名/37名
※国語・もしくは理社のうち、お申込が20名を超えた方を2クラス設置します。

以上よろしくお願い申し上げます。
posted by こんぶ先生 at 23:45| Comment(0) | Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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