この春、新しく小学5年生になる皆さんから、
「Miraizで中学受験がしたい!」
との熱いご要望をいただきまして、今年度も
Miraiz中学受験科(新小5)を開講いたします!
概要は下記の通りです。
【Miraiz・中学受験科(新小5対象)】
★ 週4日/105分授業×5コマ
※ 下記の曜日配置は仮のものです。変更される可能性もあります。
正式な時間割は1/25(木)に発表いたします。
[時間割例]
月曜… 算数A 16:50〜18:35
水曜… 算数B 16:50〜18:35
木曜… 国語 16:50〜18:35
土曜… 理科 14:00〜15:45
社会 16:00〜17:45
★ ご費用
《授業料》
4科目(国算AB理社)… 34,510円/月(税込)
2科目(国算AB) … 27,010円/月(税込)
《教室維持費》2,160円/月(税込)
《諸費用》
テキスト代・外部模試代… 実費をご負担いただきます
新小5生の皆さんで、これから中学受験を始めようとお考えの方は、ぜひ一度Miraizにご相談ください。
大手中学受験塾では、小学4年生からの受講を前提としてカリキュラムを組んでいるため、小5からの入塾について渋い対応をされるケースもままあります。
ただし、この背景には「塾業界の都合」があることはご存じですか?
こちらをご覧ください。
実は10年前をピークに、首都圏の中学受験者数は減少に転じ、大手塾は集客に苦しんでいます。
2002年から始まった「ゆとり教育」学習指導要領下で、学習塾業界は
「円周率が3になる」など、大々的な広告で文科省の方針を批判し、また公立教育への不信感をいたずらに煽り、中学受験へと誘導してきた経緯がありました。
2003年頃から中学受験は過熱の一途を辿り、2007年には受験者総数が首都圏の私立中学定員の合計よりも1万人近く多い(つまり席がない…)という大激戦にまで発展しました(くわしくは
コチラの記事 をご覧ください)。
ところが、2008年のリーマンショックを契機に、私立中進学熱が少しクールダウンし始め、やがて「脱ゆとり」への転換で徐々に受験者数が減少してきたのです。
これは上場している大手塾にとっては、手をこまねいていられない状況となりました。
そこで、大手塾は「低学年への前倒し展開」戦略を採ります。いわば「青田刈り」です。
すべての子供にとって中学受験だけがベストの選択ではないように、早期教育がどんな子にもプラスになるとは限りません。
その年齢の子供に本当に必要な勉強かどうか、という視点は抜きにして、とにかく「早く始めれば有利ですよ」という形で保護者の不安を煽り、小4どころか小3、小2と低学年への拡大を図りました。
一部の過激な塾は「低学年から始めないとマズイ」「中学受験こそが勝ち組」といったような、極端な売り込み方をするなどしたため、ある時期の塾業界は「煽り商法」「脅し商法」などと揶揄されたこともありました。
そして、この「低学年化」の動きは少子化で生徒獲得に悩む業界全体のコンセンサスともなり、全国の中小塾で多く採用される「四谷大塚」のカリキュラム改定にも強く影響しました。
それまでのカリキュラムでは小4での学習内容は基礎・基本にとどめ、小5以降でもう一度学習できるようになっていました。
ところが、新カリキュラムでは小5内容が多く小4に前倒しされ、3年間の通塾を前提としたものになったのです。
「2年分の内容が3年分に薄まったのなら、負担は軽くなるのでは?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それは半分その通りですが、半分はあてはまらない面もあります。
ずばり言ってしまえば、早くから先取り学習や公文式などで訓練された子、早熟な子、器用な子、つまり成績上位者にとっては、より効率よく学べる面もあるわけです。
ところが、小4くらいではまだまだ心身の成長にも個人差がありますから、小4(実質的には小3の冬です)から、いきなり進度の速い中学受験の勉強に入り、面食らってしまうお子さんも少なからず居ます。
ここでなにくそ…と頑張れれば問題は無いのですが、困ってしまうのは、これをきっかけに自信を喪失したり、勉強が嫌いになってしまうケースです。
中学受験カリキュラムは、SAPIXでも四谷大塚でも日能研でも、非常によく練られたものになっていますが、けっしてすべての小学生に無理なく定着させられるような内容・進度ではありません。
必ず授業外でのフォローが必要になります。
問題はここで、きちんと塾の先生が保護者の方と共に学習面や生活面、精神面でフォローをしてあげられるかという点にあります。
カリキュラムがいくら先進的で洗練されていても、教室の現場でただ機械的に運用されるだけでは、普通のお子さんであれば当然のこと苦しい思いをします。
Miraizはこの点を重視し、子供達を鍛えこそすれ、無用に傷つけない指導を大事にしたいと考えています。
Miraizでは、いたずらに低学年から先取り学習を進める手法を採りません。
まずは、きちんとした勉強の楽しさ、新たにものを知る歓びをきちんと体感して欲しいと思っています。
その上で目標校に向かってご本人の意欲を引き出し、丁寧に指導していかなければなりません。
特に、小5からスタートする中学受験では、小4から始めた子達とのギャップを上手に埋めていく必要があります。
ただ既製のカリキュラムを端から詰め込んでいくのではなく、まずは目標校の選定から始めましょう。
目標校がある程度定まっていれば、入試問題から逆算して、必ずしも多くの時間を割かなくても済む単元なども浮かび上がってきます。
それらを考慮して、クラス授業では共通の基本学習部分を中心に学習し、また生徒ごとに個別の学習プランを立てながら柔軟に対応いたします。
そのため、Miraiz中学受験科ではアルバイト学生ではなく、すべてプロの専任講師が責任を持って指導します。
Miraiz講師はいずれも中学受験指導経験者ですので、生徒たちの現状を把握しながら、臨機応変な指導が可能です。
また、当然ながら「質問」「相談」に充分な時間をとれる学習環境も必要です。
現在のお通いの塾で思うに任せない状況がありましたら、ぜひMiraizに一度ご相談ください。