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2019年02月27日

千葉公立後期・出願状況(2019確定)

入試日程の最後となります、千葉公立高・後期選抜がいよいよ明日に迫りました。
26日(火)正午に志願変更も締め切られ、志願倍率も確定しました。

千葉公立後期選抜志願状況《確定》.pdf
《Vもぎ・進学研究会提供》


第1学区〜第3学区でみると、後期選抜で最も高い倍率は県千葉の2.27倍、次いで小金の2.23倍、県船橋の2.21倍です。
(全県では第4学区成田国際が2.51倍、次いで佐倉が2.46倍と人気を集めています)
県立御三家は受験者に学力上位層も厚く、倍率以上に厳しい競争となりそうです。

県千葉は2名減でほぼ変わらず、倍率は2倍を切った昨年から戻しました。
県船橋も8名減であまり変わらずですが、こちらは過去3年では低めの倍率です。
東葛飾の倍率は2.09倍と、昨年県内普通科で最も厳しかった2.6倍から緩和しました。
千葉東は6名減でしたが、倍率は依然2.03倍と比較的高めです。
薬園台は例年よりやや戻ったものの、以前に比べ昨年・今年は志願者が減少傾向です。
低倍率を見てか後期は15名増えましたが、それでも1.73倍と2倍を切っています。

その他、Miraizのある浦安市の属する第2学区と、隣接する第1学区で見ていきましょう。
第2学区では、船橋東・国分・浦安、第1学区では千城台・若松あたりが昨年よりも倍率が上がっています。検見川も微増ですね。

船橋東は志願変更後も志願者数に変わりなく、倍率は昨年より少し上がって1.81倍となりました。
ここ3年では最も高い倍率です。
八千代は昨年に続き2倍を超え、人気を集めましたが、高倍率が敬遠され10名減、それでも2倍は超えています。
後期第2学区で2倍を超えているのは船橋・小金と八千代の3校です。
総合学科で人気を集める小金は、7名減ですが2.23倍と高倍率です。

千葉西は変更前の1.36倍から5名増えて1.40倍。一昨年の水準に戻りました。
昨年志願者を減らした幕張総合では、変更前1.70倍の倍率を見てか、11名減少で1.66倍と昨年並みになりました。


ただ、何度も言っています通り、ここまで来たら倍率などタダの数字です。
当日はとにかく、出来ることをとりこぼさないことに集中しましょう。
もう開き直って「ケアレスミスゼロ!」だけを目標にしてみてはいかがでしょうか。

いまから劇的に得点力が上がったり下がったりするようなことはありません。
ケアレスミスは「本当なら得点できたところ」です。
そんなもので合否が分かれたら悔やんでも悔やみきれません。
ここまで来たらもう、「悔いを残さない」ことに徹するべきです。
難しい問題が急に出来るようになるのはムリでも、当日気をつけて問題をよく読むことくらいはできるはず。
ケアレスミスが本当にゼロに出来たら、2〜30点は優に変わりますよ。

また、受験票を忘れた・なくした、バスや電車を乗り違えたといったミスもないように…。
極端な寝不足や、体調不良にも気をつけて。
いつも通りのあなたでいられるよう、コンディションを整えてください。

当日、あなたを待っているのは、いままで何十・何百とこなしてきた「ただのペーパーテスト」です。
突然、やったこともないようなことを要求されるようなことはありません。
いつものあなたの実力ができるだけ出せれば、それでいいのです。
あとは出題との相性。これはもう運としかいいようがありません。
すべては、才能と努力と運のかけ算です。
どれがゼロになってもいけないし、どんなにスゴイ人(才能)が、どんなにがんばって(努力)も、MAXは3分の2。
残り3分の1は、誰にもどうにも出来ない「運」の領域なのです。

ですから、あなただけがくよくよして、うつむくことはありません。
堂々と、悔いを残さぬよう思い切り、ぶつかってきてください。

今年度入試について、私からのアドバイスも最終回となります。

みなさんの幸運をお祈りします!
がんばれ、がんばれ、Miraiz生!!
posted by こんぶ先生 at 16:39| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月22日

千葉公立高・後期選抜出願状況(志願変更前)

後期選抜の出願が本日正午で〆切となりました。

千葉県教育委員会の発表によれば、県内全日制高校の121校148学科で、
募集定員 11,360人(昨年11,599人)に対し、出願者数は15,405人(昨年16,293人)でした。

昨年に比べて定員は239人減っていますが、出願は888人減りました。
今年は例年より受験生人口が少ない年ですが、それ以上に「後期離れ」傾向が見てとれます。
総合計での志願倍率は1.36倍、昨年は1.40倍でしたから、わずかに下がりました。

「Vもぎ」の進学研究会(本当に何かと頼りになります)が,高校別の志願者数をまとめてくれています。


このあと、26日の正午を〆切に、一度だけ「志願変更」の手続きが出来ます。
この倍率を見て、受験校を再考することができるわけですね。

ただ、多少の倍率の変化くらいで志望校をころころ変えるのは感心しません。
どれくらいの条件になったら変更を検討するのか、また変更するとしたらどこなのか、考えておく時間はたくさんあったはずです。
不安なのはみんな同じです。確証など誰にもありません。
よほど想定外の倍率でもなければ、ここまで来てジタバタするのはやめましょう。
先日も書きましたが、自分の最優先は「県立高校への進学」なのか、「目標校への挑戦」なのか、そこが明らかになっていればあまり迷うことはないはずです。

また、受験校が実力より上位の挑戦校である場合は、「そこが不合格だったときに進学する学校」への気持ちを整理しておきましょう。
自分の選択の結果として、そこへ進学することになっても、決して文句は言わない(言えない)という決意です。
それもなく、「○○高校なんて絶対行かない!第一志望落ちたら高校なんか行かない!」なんて口にしているようなら、受験校は下げるべきです。

理不尽な言い分に聞こえますか?
でももしそう思うなら、自分の姿を客観的に見てください。
保護者の方に我を通して希望の挑戦校を受験させてもらって、不合格に終わってしまった。
なのに、進むことになった高校に対して不満や文句を言うなんて、思い上がった態度だと思いませんか?
学費を払う保護者の方からすればやるせないことこの上ありません。

保護者は、あなた以上にあなたの「合格」を喜び、「不合格」を悲しむ存在です。
頑張っているあなたの姿を見てきたならなおさら、最後は「合格」で終わらせてあげたい、とも思うはずです。
とすれば、あなたに受験校を下げることを提案したとしても、それはあなたへの不信という意味ではありませんよね。
そんな保護者の思いも受け止めて、その上で自分の信念や希望を丁寧に述べましょう。

間違っても八つ当たり的に、だだっ子のように感情だけをぶつけてはいけません。
あなたが十二分に実力をつけ、前期で合格していれば、この迷いはなかったはずなのですから。

残酷な言い方になって申し訳ありませんが、事実に目を背けていては正しい判断などできません。
今後の人生で数々訪れる分かれ道においても大切な姿勢です。
あなたはチャンスをもらう立場として謙虚な姿勢でなければいけない。
そういう意味で、敢えてこんな厳しいことを言っています。

将来、社会に出たら、自分の思うようになることの方が珍しくなります。
ことを実現させるには、いくつもの壁と辛抱強く向き合い、乗り越えていかねばなりません。
保護者の方ひとり説得できないようでは、今後も苦労すること請け合いです。
相手が親だからと甘えて、簡単にキレてみせているようでは、挑戦者の資格などありません。
自分の将来のことを心配してくれるかけがえのない存在なのですから、誠意を持って相談しましょう。

さて、以下は参考程度に読んでおいてください。
あとはさっさと勉強に戻りましょう(試験開始まであと130時間ですよ!)。

さて、この進学研究会提供のデータのありがたいところは、昨年・一昨年の志望変更による倍率の変動を掲載してくれているところです。
もちろんこの通りに推移するとは限らないのですが、とても参考になります。

たとえば昨年の磯辺高校は変更前の1.55倍から、変更後は1.66倍に上がりました。
ところがさらにその前年、平成29年度は2.21倍から変更後に1.91倍に下がっています。
このように「この学校は上がる・下がる」と思い込むのではなく、年ごとの動きを読むことができるのです。
どれくらいの倍率になると上がるのか、下がるのか、などを探るのに役立ちます。
とはいえ、やはり年度ごと学校ごとに傾向はバラバラですので、やはり参考程度に見るべき数値ですが…。

では、目立つところを少しチェックしてみましょう。
県千葉の倍率は昨年2倍を切りましたが、今年は2.29倍と戻しています。
県内最高レベルでの倍率ですから、1点に何十人もがひしめく、倍率から受ける印象以上に厳しい入試が予想されます。
志願変更で倍率がぐんと上がることもないでしょう。

県立船橋は2.27倍と、ここ3年間では比較的与しやすい倍率になりました。
東葛飾も2.17倍と、昨年に比べ落ち着いています。

薬園台が1.59倍と難関校の中では最も低く、目を引きます。
ここは2番手校ですからこの倍率なら志願変更で増えるでしょう。
3番手校・船橋東も1.81倍、ここ3年では最も高くなっていますが、
八千代が2.18倍、小金が2.29倍と人気を集めているのに比べるとそう厳しいとも言えません。
昨年・一昨年と志願変更で微増ですが、この倍率だとそんなに大きく変わらないかもしれません。
小金は隔年現象が見えますが、すっかり人気校の仲間入りをした印象です。
あとは国府台の倍率がかなり低いので、ここは流入がありそうです。
数年前に進学実績が評判になり、倍率が上がった市川東ですが、今年も安定的に人気を集めていますね。

このブログで、事前に昨年(志願変更後)のトレンドを当てはめて試算した予想倍率は下記のとおりでした。

県船橋(予想):2.23倍 → 実倍率(変更前):2.27倍
千葉東(予想):2.08倍 → 実倍率(変更前):2.08倍
薬園台(予想):1.66倍 → 実倍率(変更前):1.59倍
 小金(予想):2.00倍 → 実倍率(変更前):2.29倍
船橋東(予想):1.66倍 → 実倍率(変更前):1.81倍

県船橋・千葉東は、ほぼ予測通りの動きです。志願変更後もあまり動かないのではないでしょうか。
千葉東もほぼ予測通りです。例年の動きを見てもこのまま確定となる可能性が高いでしょう。
薬園台は予想よりも若干下がりました。少し上位校からの流入がありそうです。
船橋東は予想より高く出ました。この位置の高校は動きが多く、読みにくいですね。
また、昨年は前期・後期共に最初は2倍超の倍率となった千葉女子ですが、今年はまた落ち着いた倍率に戻っています。
色々あった幕張総合ですが、昨年より少し人気を戻しました。
学校により事情はそれぞれですが、後期には望みを棄てずにチャレンジするだけのチャンスがあると言えるでしょう。

蛇足ですが、あまり深い意味があるとも思えない、同じような共通問題での2回選抜、さらに受験から発表まで1週間も待たせて、定員の6割に届かなければ不合格をいったん突きつけて、後期入試までまた2週間近く引っ張る…という千葉県公立高の現在の入試制度は、受験生の気持ちを顧みない酷な制度であったな…とつくづく思います。
1回入試であれば合格できた生徒が、自信をなくして後期で志願を落とすということも多くあったでしょう。
ようやく、本当にようやく再来年からの一本化が決まりましたが、それならそれですぐに変えればいいのに何をズルズルと…(内申点の調整などという乱暴な制度は急に導入したのに…)と思ってしまいます。

周囲が私立や公立前期で進学先がどんどん決まり、学校のクラスでも緩い空気が流れ出す中、それでも歯を食いしばって不安と戦い、自分の決めた目標に向かって頑張る、これは本当に大変なことです。
ましてや望む結果に恵まれずナーバスになっている受験生なら、周囲のちょっとした言動にも心を痛めているでしょう。
しかし、逆に言えばこれだけ追い込まれるような体験はそうそうありません。
辛い思いをしている分、自分自身の精神は鍛えられてもいるはずです。

以前、あるMiraiz生が、こんなことをポツリとこぼしていました。

「不合格がこんなに辛いとは思わなかった、入試がこんなに厳しいとは思ってなかった。前期に不合格になって、初めてその辛さが解った。こんな気持ちになるとわかってたら、前もってもっとたくさん学校を見て、真剣に検討して、準備にももっと力を入れていたのに…。自分はどこかで入試をなめていた」

とても素直な言葉だと思います。
悔しい思いを噛みしめながら、それでもこんな風に思えているなら、そこには成長があるはずです。
次の機会(大学受験や就職試験)ではきっとこの経験を活かすことができるでしょう。
それもまた、高校受験の大きな意義です。

さあ皆さん、過去の結果にうつむくことはありません。
先行きの見えない未来への不安に怯えているヒマはありません。
運やチャンスは、苦しい中でも、それでもやってみようと思う者にしか訪れないものなのです。
努力は100%の成功を保障してはくれませんが、成功した人は必ず努力を重ねています。
夢に近づくには運と努力と才能が必要ですが、我々にできることは地道な努力しかないのです。
いまはただ、自分を信じてやれるだけのことをやりましょう。

「やりきった!という事実だけが、最後に自分を支える」のです。

志願変更が終わったら、改めて確定した志願倍率をご紹介しようと思います。
ただ、くどいようですが、あくまでも気休めです。
やることに変わりはありません、最後まで気を緩めずに頑張りましょう。
posted by こんぶ先生 at 23:45| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

週間学習計画表

保護者会でもご紹介いたしました「週間学習計画表」です。
こちらからダウンロードしてご利用ください。

週間学習計画表.jpg


記入例もご用意しましたので、参考になさって下さい。


記入例.jpg

お話ししましたとおり、この計画表の意義は「見える化」にあります。

ひとつはなかなか客観視しにくい、いままでの自分の姿について、きちんと記録に残して省みること。
普段「空き時間に勉強している」つもりでも、記録をつけてみるとそうでもないことがわかります。
「勉強する暇がなかった」なんて言ってても、ぼーっとテレビを眺めていたり、だらだらとネット動画を見ていたり、無駄に過ごしていた時間が結構あるものです。

もうひとつは今後の予定をきちんと把握し、タスク処理を確実に進めていく自己管理ツールとして、です。
いつテストや提出物があるのか、塾や学校でどれだけ宿題が出ていつまでにやらなければならないのか。
あるいは部活動や学校行事で勉強時間がとれない期間がわかっていれば、事前に時間を融通して勉強しておくこともできますね。

成績が伸びないのは勉強に手がつかないからです。
勉強に手がつかないのは、自分の状況を把握できていないからです。
まずはこうした生活面での改善からスタートしてみませんか。


posted by こんぶ先生 at 18:00| 週間学習計画表はコチラです | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする