楽しいときも苦しいときも共にしてきたMiraizの仲間たち。
午前中こそ薄曇りで雨が心配されましたが、正午くらいから陽が差し、暖かなBBQ日和となりました。
Miraiz創立以来の伝統行事ですが、一度も雨に祟られたことがありません。
今年の卒業生たちはMiraiz開校のときに小学5年生だった皆さんです。
2014年の開校して間もない頃は、Sくん・Tくんのふたりで始まったクラスでしたが、
やがてOくん、Nくん、Sさん、Fさんと、みるみるうちに仲間が増えて、気がつけばこんなに大きな輪になりました。
やがてOくん、Nくん、Sさん、Fさんと、みるみるうちに仲間が増えて、気がつけばこんなに大きな輪になりました。
青空の下、美味しいお肉に舌鼓を打ちました。
Miraiz受験科は学年を超えて仲良し。
昨年度は小5・小6とも2名ずつと在籍は少数でしたが、対抗戦などでよく一緒に勉強してきましたから絆は深いです。
新小6生は来年の奮闘を誓いつつ、卒業する先輩たちを送ります。

Miraiz卒業生や、大学生になったかつての教え子たちも、
次々と懐かしい顔を見せてくれて、お手伝いしてくれました。
また保護者の皆様からもお肉や飲料などたくさんの差し入れを頂戴いたしまして、生徒たちはみんな大喜びでした。
また保護者の皆様からもお肉や飲料などたくさんの差し入れを頂戴いたしまして、生徒たちはみんな大喜びでした。
篤いご配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。
お腹が膨れたところで、食後の運動!
自然発生的に広場で草野球が始まりました。
自然発生的に広場で草野球が始まりました。
女の子たちもとにかく元気!
中3生はみんな素直で明るく、そしてとにかくよく頑張った学年でしたね。
テストや課題にも全力で向き合い、夏合宿でも正月特訓でも大いに盛り上がりました。
実力の拮抗したライバルが多く、お互いに切磋琢磨して全体がレベルアップした印象ですね。
かといってピリピリしたようなところはまったくなく、やるときはやるという集中力を発揮する一方で、最後まで笑いの絶えない雰囲気がありました。
Miraizならではの「自然体の美学」のようなものを共有してくれていたように思います。
さて、宴もたけなわ、そろそろお開きに…という頃。
「ちょっといいですか?」というAくんの一言から、事件(?)は始まりました。
なんと、合宿での表彰式をヒントに、生徒の皆さんから先生たちへの「感謝状」贈呈があるというではありませんか。
予期せぬ大きな大きなプレゼント。講師一同ビックリです。
これまでにも寄せ書きをくれたり、メッセージブックをくれたり、いろいろな形で卒業生たちが嬉しいプレゼントをくれましたが、「感謝状授与式」というスタイルは初めてです。なんだか照れくさくて緊張します(笑)。
「感謝状」と共に、こんな素敵な寄せ書きをいただいてしまいました。
どの子も面白いくらい、授業中の「雑談」の価値を賛美してくれています(笑)。
そう、Miraizの「雑談」は「脱線」とは違います。
テキストの中身を詰め込むばかりでなく、そこから派生するさまざまな疑問や世の中の出来事を考えることにこそ、本当の学びがあるのです。
またひとつ教室の宝物が増えました。集合写真と共に、教室の壁に飾っています。
ずっと一緒に勉強してきた子たちが、Miraizの歴史の1ページとして教室を彩ってくれます。
万感の思いを込めてAくんとハグ(笑)。
心にくいサプライズの演出もさることながら、こんな風に「人を思いやる」ことができるようになってくれた、その成長ぶりが何より嬉しいですね。
みんな笑顔で大きな拍手をくれました。
思い出に残る卒業パーティです。
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さて、当日は長い話もなんだな…と遠慮したのですが、この場を借りて皆さんに送辞を述べましょう。
私が皆さんに伝えたいこと、そのほとんどは日々の授業に込めたつもりです。
改めて言葉にしてみても、やはりいつもと同じ形になります。それでも敢えて。
入試そのものは厳しい勝負事ですから、勝ちもすれば負けもします。
その結果には納得のいく人いかない人、色々でしょう。
でも、ここからが本当に大事なのです。
その結果には納得のいく人いかない人、色々でしょう。
でも、ここからが本当に大事なのです。
これまでの努力は決して無駄なんかにはならないし、この経験が必ず自分を強く大きくしてくれる。
何度も言いますが、中学生活・高校生活の価値を本当に決めるのはこれからの皆さん次第です。
胸を張って、進学して欲しい。
そして、ここから先は少しずつ大人に近づいていきます。
すると、受験の有利不利や、資格やらスキルやらの功利的な学びばかりが偏重され、
疑問に思っても「考えなくてもいい」とされることが増えてもきます。
そして、ここから先は少しずつ大人に近づいていきます。
すると、受験の有利不利や、資格やらスキルやらの功利的な学びばかりが偏重され、
疑問に思っても「考えなくてもいい」とされることが増えてもきます。
生きるとは何なのか、社会とは何なのか、愛とは、命とは、人間とは。
見かけの時間に追われ、多忙の錯覚にかまけ、「答えの出ない問い」や「考えても利益のないこと」は無駄だとする声も増えてきます。
でも、それに負けないで欲しいのです。
中高生の時期は、他のどの年齢にもない、みずみずしい感性があります。
そして乾いたスポンジのような吸収力が。実は時間だってたっぷりあります。
小賢しく最短距離など考えず、若いからこそ許される「無駄」を楽しんで欲しい。
大いに回り道をして、問い、悩み、迷い、考えて、自分なりの答を探して欲しい。
大いに回り道をして、問い、悩み、迷い、考えて、自分なりの答を探して欲しい。
そのヒントとして、様々な本を読み、芸術に触れ、古典をひもとき、旅をして、人と語らい、
自分の「軸」になるものについて、じっくり突き詰めて欲しい。
それらはやがて「教養」となり、自分だけの「哲学」となり、人生を豊かにしてくれます。
いまは無駄に思えるようなことが、あとでどのような価値を生み出すか、誰にもわからないのです。
その意味で、人生に「無駄」などないのです。
皆さんがMiraizで学んだことは、入試のためだけの知識や技術ではなかったはずです。
知るということの悦び、考えるということの味わい、そうした終わりのない学びの楽しさをわかって欲しいという思いで、私たちは指導してきました。
誰が何と言おうと、そんな本当の学びを、どうか一生楽しんで欲しいと思います。
誰が何と言おうと、そんな本当の学びを、どうか一生楽しんで欲しいと思います。
毎日のように教室で顔を合わせていた皆さんが、これで卒業と思うと寂しいですね。
でも一方で、立派な中学生・高校生として送り出せることには大きな感慨も覚えます。
新しい世界で、大いに羽ばたいて、楽しく実りある学生生活を送ってください。
また何か質問や相談があったり、自習したかったり、ということがあれば、
また何もなくともふと顔を出してみようかなと思うことがあれば、
新しい世界で、大いに羽ばたいて、楽しく実りある学生生活を送ってください。
また何か質問や相談があったり、自習したかったり、ということがあれば、
また何もなくともふと顔を出してみようかなと思うことがあれば、
いままで通りいつでも気軽に教室にやって来てくださいね。
皆さんの健康と多幸を願ってやみません。
楽しくも味わい深い時間を、ありがとう!