> 2019年12月: 進学匠房Miraiz〈ミライズ〉教室ブログ(旧)

2019年12月19日

2021年度(現中2生対象)千葉公立高入試日程が発表されました

2021年春に行われる、現中2生が対象となる千葉公立高の入試日程が発表されました。
千葉県教育委員会のホームページ でご確認いただけます。

[出願]2月9日(火)・ 10日(水)・ 12日(金)
[志願変更]2月17日(水)・ 18日(木)

[学力検査]2月24日(水)・25日(木)

[追検査受付]2月26日(金)・3月1日(月)
[追検査]3月3日(水)

[発表]3月5日(金)

千葉県公立高入試は前期・後期の区分が廃止され、2021年度より日程は一本化されます。
2日間の日程で行われますが、初日は[国語・数学・英語]の学力検査、2日目は[理科・社会]の検査と[学校ごとに設定]の検査が行われます。
この学校ごとの検査は従来の前期選抜2日目で行われていたもので、[面接・作文・小論文・集団討論・自己表現・独自問題]などからひとつ以上を学校側が選んで設定します。

2020年度の前期選抜日程は2/12・13ですから、およそ2週間ほど後ろにシフトしたかたちになります。
現場を預かる身としては、年が明けてからも充分に準備する時間がとれることは歓迎したいですね。
また従来、定員の6割しか合格しない厳しい前期選抜の結果に自信を喪い、後期をあきらめたり、実力的には合格してもおかしくない生徒が志願を下げたりすることもありましたから、そういったことがなくなることも前向きに受け止めたいと思います。

また一本化に伴い、体調不良などで受験機会を失わないように「追検査」が設定されています。
ただ、正規日程が2日間なのに追検査は1日だけですから、まったく同じとは言えない条件です。
さらに当然問題も異なりますから、難易度差なども考慮してどのように合否判定に整合性をとるのか、注目したいと思います。

もうひとつ注目したいのが、何と言っても「内申点」の扱いです。
旧制度では悪名高い「調整」制度がありました。
絶対評価の導入に伴って、各中学校間の格差を「調整」するため、生徒本人の努力に関係ないところで内申点を加減するという、どうにも乱暴な制度でした。
つまり、出身中学校によって内申点が不可抗力により削られてしまうわけです。
特に浦安地区は内申点の付け方が甘い中学校が多く、ひどい年には15点も引かれた例があります。
合格ラインが9割近い難関校で文字通り1〜2点を争っている受験生にはたまりません。
新制度ではこれがどうなるのか、現時点では発表されていませんが、非常に気になるところです。

蛇足ですが、個人的には中学校の内申点ほどいい加減な数字もないと思っています。
特に「関心意欲態度」の項目は先生によって基準もバラバラ、極めて恣意的な評価になっています。
絶対評価をうたうならば、純粋に試験の得点及び提出物の評価といった客観的な数値で為されるべきではないでしょうか。
体罰を禁じられた教員が、効果的な生徒指導のペナルティツールのように使っている面も否めません。
気に入らない生徒に意趣返しのような成績をつけた例も記憶にあります(まあ人間が行う以上、評価とはそういうものなのでしょうけれど)。
それなのに、いざ進学がかかると推薦条件に合わせて数値を加減するなんてこともザラにあります。
こんな数値でいったい受験生の何がわかるのか、内申点など選抜材料からなくしてしまうか(事実、県千葉などはそうしていますし)、いっそ相対評価に戻してくれればいいのに…と思ってしまいます。

閑話休題、ですね(笑)。

さらに、公立の日程変更を受けて、千葉私立高がどのように変わるのかも注目したいと思います。
私立高もほとんどの学校で後期日程が縮小または廃止されており、事実上の一本化が進んでいます。
従来は前期日程が1/17スタートでしたが、同じく2週間ほどシフトして一本化するならば、1月末ということになるのでしょうか。
すると2月の初旬には合否の結果が出そろいますから、それをふまえて公立へ出願、というスッキリした日程になります。
さらには長年悩みの種でもあった東京私立校の一般入試や、国立大附属高などとの日程重複もなくなります。
あまつさえ、東京の結果を見てから、千葉公立高の志願変更という手も打てます。
なんでもっと早く変えなかったんでしょう(笑)。
まあ、期限ありきの拙速な改革は決してうまくいかないと、大学入試改革の醜態が教訓をくれていますが……。


さあ中2生の皆さん!
皆さんの勝負の日が決まりました。
私は皆さんに「大みそかを過ぎたら受験生!」とハッキリお伝えしていますね。
学校行事や部活動を言い訳に、「眠い・疲れた・ハラへった」を繰り返し、ゲームやネットばかりに無為に時間を費やす…そんなようでは「受験生」の名に値しませんよ。
いまからなら、本気でやればいくらでも学力は伸ばせます。
皆さんの希望の進路が叶えられるよう、私たちも全力を尽くしますから、皆さんも高い目標を持って少しずつ準備を始めましょう。

posted by こんぶ先生 at 00:00| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする