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2020年02月26日

千葉公立高・後期選抜志願状況(2/25県発表・志願変更前)

今年で最後となります、後期選抜の出願が本日正午で〆切となりました。

千葉県教育委員会の発表によれば、県内全日制高校の121校148学科で、
募集定員 11,351人(昨年11,360人)に対し、出願者数は14,743人(昨年15,405人)でした。

昨年に比べて定員は9人減とほぼ変わっていませんが、出願は662人(一昨年からは1,550人)人も減りました。
来年は一本化ということで最後の後期選抜ですが、最後まで「後期離れ」傾向が見てとれました。
合計での志願倍率は1.30倍、昨年は1.36倍でしたから、わずかに下がりました。

「Vもぎ」の進学研究会(本当に何かと頼りになります)が,高校別の志願者数をまとめてくれています。


このあと、27日正午を〆切に、一度だけ「志願変更」の手続きが出来ます。
この倍率を見て、受験校を再考することができるわけですね。

ただ、多少の倍率の変化くらいで志望校をころころ変えるのは感心しません。
どれくらいの条件になったら変更を検討するのか、また変更するとしたらどこなのか、考えておく時間はたくさんあったはずです。
不安なのはみんな同じです。確証など誰にもありません。
よほど想定外の倍率でもなければ、ここまで来てジタバタするのはやめましょう。
先日も書きましたが、自分の最優先は「県立高校への進学」なのか、「目標校への挑戦」なのか、そこが明らかになっていればあまり迷うことはないはずです。

また、受験校が実力より上位の挑戦校である場合は、「そこが不合格だったときに進学する学校」への気持ちを整理しておきましょう。
自分の選択の結果として、そこへ進学することになっても、決して文句は言わない(言えない)という決意です。
それもなく、「○○高校なんて絶対行かない!第一志望落ちたら高校なんか行かない!」なんて口にしているようなら、受験校は下げるべきです。

理不尽な言い分に聞こえますか?
でももしそう思うなら、自分の姿を客観的に見てください。
保護者の方に我を通して希望の挑戦校を受験させてもらって、不合格に終わってしまった。
なのに、進むことになった高校に対して不満や文句を言うなんて、思い上がった態度だと思いませんか?
学費を払う保護者の方からすればやるせないことこの上ありません。

保護者は、あなた以上にあなたの「合格」を喜び、「不合格」を悲しむ存在です。
頑張っているあなたの姿を見てきたならなおさら、最後は「合格」で終わらせてあげたい、とも思うはずです。
とすれば、あなたに受験校を下げることを提案したとしても、それはあなたへの不信という意味ではありませんよね。
そんな保護者の思いも受け止めて、その上で自分の信念や希望を丁寧に述べましょう。

間違っても八つ当たり的に、だだっ子のように感情だけをぶつけてはいけません。
あなたが十二分に実力をつけ、前期で合格していれば、この迷いはなかったはずなのですから。

残酷な言い方になって申し訳ありませんが、事実に目を背けていては正しい判断などできません。
今後の人生で数々訪れる分かれ道においても大切な姿勢です。
あなたはチャンスをもらう立場として謙虚な姿勢でなければいけない。
そういう意味で、敢えてこんな厳しいことを言っています。

将来、社会に出たら、自分の思うようになることの方が珍しくなります。
ことを実現させるには、いくつもの壁と辛抱強く向き合い、乗り越えていかねばなりません。
保護者の方ひとり説得できないようでは、今後も苦労すること請け合いです。
相手が親だからと甘えて、簡単にキレてみせているようでは、挑戦者の資格などありません。
自分の将来のことを心配してくれるかけがえのない存在なのですから、誠意を持って相談しましょう。

さて、以下は参考程度に読んでおいてください。
あとはさっさと勉強に戻りましょう(試験開始まであと130時間ですよ!)。

さて、この進学研究会提供のデータのありがたいところは、昨年・一昨年の志望変更による倍率の変動を掲載してくれているところです。
もちろんこの通りに推移するとは限らないのですが、とても参考になります。

たとえば昨年の千葉女子高校は変更前の1.33倍から、変更後は1.37倍に上がりました。
ところがさらにその前年、平成30年度は2.05倍から変更後に1.89倍に下がっています。
このように「この学校は上がる・下がる」と思い込むのではなく、年ごとの動きを確認して今年の動きを読むことができるのです。
2倍を超えていると下がる学校が目立つように、どれくらいの倍率になると上がるのか、下がるのか、などを探るのに役立ちます。
とはいえ、やはり年度ごと学校ごとに傾向はバラバラですので、やはり参考程度に見るべき数値ですが…。

では、目立つところを少しチェックしてみましょう。
県千葉の倍率は昨年2倍を超えましたが、今年は1.81倍と県トップ校としては緩やかな倍率です。
もちろん受験者も県内最高レベルですから、1点差に何十人もがひしめくことでしょう。
倍率から受ける印象以上に厳しい入試が予想されます。
覚悟が要りますから志願変更で倍率がぐんと上がることも下がることもないでしょう。

県立船橋は2.41倍と、昨年よりやや厳しい倍率です。一昨年と同水準ですから、同程度にやや志願を減らすでしょう。
東葛飾は2.58倍と、与しやすかった昨年に比べグッと上がりました。

薬園台が1.56倍と難関校の中では最も低く、目を引きます。
ここは2番手校ですから、この倍率なら昨年同様に志願変更で増えるでしょう。
3番手校・船橋東も1.95倍、ここ3年で最も高くなっています。
薬園台が低倍率なので、船橋東への流入はあまりなく、志願変更後も動きはあまりないかもしれません。
八千代は1.81倍、小金も1.91倍と2倍を切っていますので、わずかに増えるか、増減相殺で動かないか、でしょうか。
小金は隔年現象が見えますが、すっかり人気校の仲間入りをした印象です。
前期で3倍超と人気を集めた津田沼ですが、後期も2倍を超えています。
第1・2学区で2倍を超えているのは船橋と津田沼だけですから、今年の人気の程がうかがえます。
さすがに後期で2倍超となると、敬遠・流出する層が少なからずありそうですが…。
あとは千葉西・国分あたりの倍率が例年より低いので、ここは流入がありそうです。
数年前に進学実績が評判になり、倍率が上がった市川東ですが、今年も安定的に人気を集めていますね。
幕張総合も2倍近い倍率となり、人気を回復した印象です。

このブログで、事前に昨年(志願変更後)のトレンドを当てはめて試算した予想倍率は下記のとおりでした。

県船橋(予想) :2.32倍 → 実倍率(変更前):2.41倍
千葉東(予想) :1.59倍 → 実倍率(変更前):1.80倍
薬園台(予想) :1.46倍 → 実倍率(変更前):1.56倍
 小金(予想) :2.09倍 → 実倍率(変更前):1.91倍
船橋東(予想) :3.09倍 → 実倍率(変更前):1.95倍
幕張総合(予想):1.89倍 → 実倍率(変更前):1.96倍

昨年のトレンドに数値を入れただけの機械的な予想に過ぎませんが、県船橋・幕張総合は、ほぼ予測通りの動きです。
一方で千葉東や薬園台は予想よりも上がり、船橋東は予想よりかなり低く出ました。この位置の高校は動きが多く、読みにくいですね。
ただ、この数字だけでみると昨年より少しチャレンジ志向があるのかな?という印象ですね。
いずれにしても極端な倍率ではありませんから、後期には望みを棄てずにチャレンジするだけのチャンスがあると言えます。

蛇足ですが、あまり深い意味があるとも思えない、同じような共通問題での2回選抜、さらに受験から発表まで1週間も待たせて、定員の6割に届かなければ不合格をいったん突きつけて、後期入試までまた2週間近く引っ張る…という千葉県公立高の従来の入試制度は、受験生の気持ちを顧みない酷な制度であったな…とつくづく思います。
1回入試であれば合格できた生徒が、自信をなくして後期で志願を落とすということも多くあったでしょう。
ようやく、本当にようやく来年からの一本化が決まりましたが、それならそれですぐに変えればいいのに何をズルズルと…と思ってしまいます。
「内申点の調整」などという乱暴な制度は急に導入したのに、やめるとなると時間がかかるのはお役所の宿命でしょうか。

周囲が私立や公立前期で進学先がどんどん決まり、学校のクラスでも緩い空気が流れ出す中、それでも歯を食いしばって不安と戦い、自分の決めた目標に向かって頑張る、これは本当に大変なことです。
ましてや望む結果に恵まれずナーバスになっている受験生なら、周囲のちょっとした言動にも心を痛めているでしょう。
しかし、逆に言えばこれだけ追い込まれるような体験はそうそうありません。
辛い思いをしている分、自分自身の精神は鍛えられてもいるはずです。

以前、あるMiraiz生が、こんなことをポツリとこぼしていました。

「不合格がこんなに辛いとは思わなかった、入試がこんなに厳しいとは思ってなかった。前期に不合格になって、初めてその辛さが解った。こんな気持ちになるとわかってたら、前もってもっとたくさん学校を見て、真剣に検討して、準備にももっと力を入れていたのに…。自分はどこかで入試をなめていた」

とても素直な言葉だと思います。
悔しい思いを噛みしめながら、それでもこんな風に思えているなら、そこには成長があるはずです。
次の機会(大学受験や就職試験)ではきっとこの経験を活かすことができるでしょう。
それもまた、高校受験の大きな意義です。

さあ皆さん、過去の結果にうつむくことはありません。
先行きの見えない未来への不安に怯えているヒマはありません。
運やチャンスは、苦しい中でも、それでもやってみようと思う者にしか訪れないものなのです。
努力は100%の成功を保障してはくれませんが、成功した人は必ず努力を重ねています。
夢に近づくには運と努力と才能が必要ですが、我々にできることは地道な努力しかないのです。
いまはただ、自分を信じてやれるだけのことをやりましょう。

「やりきった!という事実だけが、最後に自分を支える」のです。

志願変更が終わったら、改めて確定した志願倍率をご紹介しようと思います。
ただ、くどいようですが、あくまでも気休めです。
やることに変わりはありません、最後まで気を緩めずに頑張りましょう。
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2020年02月20日

新年度説明会を開催します[1/18発表]

※ 今年度の説明会は終了いたしましたが、個別のご説明は随時承っております。お気軽にご用命ください。

新年度ポスター2020.jpg

3月3日(火)の新年度開講に先立ち、教室説明会を実施いたします。
集団形式でのご説明を予定しておりますが、個別でのご説明・ご相談も承ります。
大きく変わろうとしている入試のお話、学校や教育のお話、塾のお話、お聴かせしたいことがテンコ盛りです。
ぜひお気軽においでください!


★ Miraiz新年度教室説明会《無料》

【第1回】2月9日(日)《終了》
  於:高洲本部教室 午後2時〜午後4時

【第2回】2月15日(土)《終了》
  於:高洲本部教室 午後2時〜午後4時

【第3回】2月22日(土) 最終回!
  於:高洲本部教室 午後2時〜午後4時

Miraizがどんな塾なのかお知りになりたい方
中学入試・高校入試の制度や実情についてお知りになりたい方

 → 入会する・しないはひとまず措いて(じっくりご検討ください)、お気軽においでください。

《内容》教室長が大いに語ります!
 1)保護者の方と子供たちのギャップ
  ・中学受験概要 どれくらいの勉強が必要?
  ・高校受験概要 昔とどう変わった?
 
 2)大きく変わる学校教育と入試
  ・新学習指導要領とその影響
  ・大学入試改革とその行方
  ・千葉県公立高の新入試制度と私立高入試の変化
  ・入試問題に見る新しい学力観
  ・小中学校の現状と生徒たちを取り巻く環境

 3)子供たちを待つ社会の激動
  ・「新中1生の3人に1人は22世紀を迎える」
  ・「新宿区の新成人の半数は外国人」
  ・人口縮小社会と外国人・多文化との共生
  ・主体性・多様性・協働性
  ・AI社会で求められるものは「人間らしさ」
  ・情報過多時代のリテラシー

 4)Miraizの目指すもの〜他の塾とどこが違う?
  ・読解力と論理的思考の大切さ
  ・中学部の取り組み〜明るくフェアな競争の場
  ・小学部の取り組み〜「遊ぶように学ぶ」いまやっておくべきこと
  ・『唯一の正解』なんてありません
  ・教室行事紹介〜季節講習、合宿、正月特訓
  ・Miraiz講師紹介

※ 参加ご希望の方は、メール またはお電話にてお申込ください。
お問合せフォームからもお申込いただけます。
※ フォームからお申込の場合は「(2/9 or 15 or 22)教室説明会に参加したい」にチェックをお入れください。
※ 説明会へのご参加は完全無料です。
※ Miraizでは説明会後のシツコイ電話やDMなどの強引な勧誘は一切いたしません。ぜひお気軽においでください。
※ 説明会のほか、個別のご相談や無料の体験授業も承ります。ぜひじっくりとご検討ください。

みなさまのご来会をお待ちしております!

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2020年02月19日

公立後期に向けての勉強法

とうとう前期選抜・発表の日を迎えました。
勝負は時の運ですから、結果もそれぞれだと思います。
合格を手にした人に祝福やねぎらいの言葉もかけてあげたいのですが、
このブログは、そしてMiraizは、あくまでも目標に向かって最後まで闘い抜く人のための場所です。
後期選抜に向かってのお話をしたいと思います。

公立前期選抜の合格者数も発表されました(「Vもぎ」進学研究会調べ)。


ただ、もはやこれも参考データのひとつでしかありません。
後期出願へのアドバイスは、すでに先日記事を書いていますし、コメントを重ねるのはやめておきます。

悔しい思いをした人の気持ちも重々お察ししますが、慰めているヒマすらありません。
気持ちを整理して、後期に向けての勉強をがんばりましょう。
後期選抜まで、残された勉強時間は11日間です。
この11日間で何か「特別な勉強法」があるかといえば、残念ながらありません。
(あるならばとっくにお伝えしているはずですよね)

しかし「やってはいけない勉強法」はあります。
それは「何か1つだけに絞る」「1年の教科書から全部やり直す」「寝ないで勉強する」…などの『ダケ・シカ勉強』『極端な勉強』です。

いままで、皆さんは県立入試に向けての勉強を続けてきたはずです。
そこで何が効果的か、何が無駄だったかも身に染みて感じているだろうと思います。
いえ、感じていなければなりません。
まずは、それをきちんと整理することです。

前期選抜はこれ以上なくリアルな「最後の模試」でもあります。
何が出たか、どれができなかったか、それはとれるはずの問題だったのか、まったく手が出なかったのか。
残り1週間で改善が図れそうなものから取り組みましょう。
苦手な科目の苦手な単元を、放ったらかしにしてはいませんでしたか?
作文なんて何とかなるよ、リスニングなんてやらなくていいや、と高をくくってはいませんでしたか?

ここまで計画的に勉強を進めてきた人ならば、前期の結果を受けて適宜修正し、その努力を続けましょう。
漢字・計算・英単語、当たり前にやって来たことは入試の日まで積み重ねましょう。
理科・社会は一問一答、できて当たり前の解答を正しく書けるかというところに注力しましょう。

また担当の先生のアドバイスなども覚えているでしょうか。
先生たちは「入試のプロ」です。
毎年数多くの入試問題に触れ、さまざまな生徒たちの相談を受けてきています。
もちろん超能力者ではありませんから予知能力はありませんが、それでも人生初の、たった一度の高校入試に立ち向かう皆さんよりは、受験勉強というものに通じていると思います。
その私たちから見て、この時期には明らかに「無駄」になってしまう勉強というものは確かにあります。
「ノートまとめ」「テキスト全部やり直し」などはその最たるものです。

繰り返しますが、あとわずか11日間です。
ここで重視すべきは、

「どんな問題が出るのか」の把握と、「それに対して自分の準備はできているか」の確認でしょう。

何時間やったか、何ページやったか、などは、もはや関係ありません。
それらが「整理された形」でアタマに入っているか、いつでも引き出せるか、ということこそが大事です。

まずは「何が出ているのかの把握」を軸に勉強していくために、使うべき問題集は入試問題です。
「40分の入試問題集がないから」なんて理由で手をつけないでいる人はいませんよね?
前期であれ後期であれ、出題傾向はそんなに大きく変わりません。
大切なのは「40分」という思いのほか短い時間の効率的な配分です。
時間感覚をつかむためにも、50分の問題でも自分なりに40分用に問題数を割り引いて、40分でやってみましょう。
理科・社会などはまんま40分でトライしても良いくらいです。
限られた時間の中で、解ける問題を優先的に選択し、最大限得点に結びつける練習です。

千葉県のだけでなく、他府県の公立入試問題で手をつけていないものがあったら、ぜひやってみましょう。
出題者は、自分の担当した代だけヘンな問題になってしまうことを恐れます。
必ず、過去の出題や、他府県の出題を参考にするはずです。
皆さんが立ち向かうのは入試問題なのですから、それに準じたものをやりこみましょう。

次に「自分の準備ができているか」の確認です。
千葉県立入試は多岐にわたって出題されます。
英語リスニング、対話文の慣用表現。
数学の証明・作図問題。
国語の聞き取り、作文。
理科の実験操作・器具の使い方。
社会の地形図、資料の読み取り。

こういったものの準備は出来ていましたか?
面倒くさい、準備のしようが無いなどと、後回しにして、自分のやりたい勉強を優先させていませんでしたか?
試験に出ているもののうち、自分のやりたくない、出て欲しくないものをやらなければ、それは有効な勉強とは言えません。
リスニングや作文などは特に「いまからやっても仕方ない」などと言い訳されがちな分野です。
やらないでいたら、確実に前と同じ結果になりますが、それでもよいのでしょうか?
手薄な分野があったら、必ず手をつけておきましょう。

そして、ノートまとめをするのなら、時間や手間をかけないことです。
自分の弱点や、紛らわしいものの区別に絞り、簡単にまとめておきましょう。
ノートについては以前、勉強のアドバイスで書いた記事がありますので、こちらを見て下さい。


そして最後に「敵を知ること」です。
後期入試は40分です。
出題数は前期に比べると少し減ります。
…ということは、1問当たりの配点が大きくなりますので、ケアレスミスのダメージが大きくなります。
「ケアレスミスだからしょうがない」なんて、言い訳にもなりません。
時間が短い分、タダでさえ焦ってしまいがちなので、ここは勝負の分かれ目とも言うべきポイントです。

「偏差値」や「学力」がわずか1週間で2倍にも3倍にもなったりはしません。
できるはずのことを完全にやりきること、これこそが本番で最も求められることでしょう。
入試は「何が出るか」と「何をやって来たか」の勝負です。
いまからだって、入試本番までの間に得点を積み上げることは可能です。
望みを棄てずに、正しい努力をして、最後まで頑張って欲しいと思います。
勉強法に迷ったら、いつでも、私たちに声をかけて下さい。
私たちも皆さんと一緒に闘っているのですから。

まだまだ、最後まで悔いを残さぬよう、頑張り抜こう!!
posted by こんぶ先生 at 19:00| Comment(0) | アドバイス:勉強の仕方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千葉公立高の合格報告について

本日は2/12,13に行われた「千葉公立高・前期選抜」の合否通知がありました。
目標を叶えたMiraiz生の嬉しい報告も届いています。
私たちの自慢の生徒です、すぐに合格速報を出して健闘を称えたいところです、が…。

…申し訳ありませんが、例年通り公表は公立後期入試の発表日(3/6)まで、ご猶予をいただきたく思います。

彼らにとって公立高の入試は、「最高の目標」への「最後の挑戦」です。
雨の日も風の日も、部活や学校行事で思うに任せぬ日々も、ずっとこの試験を目標に頑張ってきたのです。
勝負は時の運とも言いますが、残念ながら前期選抜では扉が開かなかった子もいます。
まだ後期入試があるとは言え、当事者である彼ら自身の気持ちを思うと、察するに余りあります。

今年はまだ、千葉公立高は2回選抜です。
前期・後期、どちらで合格したか、に大した意味はありません。
(そこに何らかの差をつけたがるのは、彼らの苦しみを理解しない無責任な周囲の勝手な価値観です)
まだ彼らはゴールまでの一番苦しい道のりの途上です。
であるならば、ここで余計なプレッシャーや雑音を入れたくありません。
最後まで、ひたむきに頑張り抜いて欲しいのです。

あくまでも塾として、仕事として、ここで合格報告をしたとしても、彼らは決して文句など言わないでしょう。
私たちが書かなくとも、合否は噂で伝わることもあるでしょうし、いずれにしても心中は穏やかでいられないはずです。
しかし、それでも私たちは、いまは何も言わず、そっと見守りたいのです。
いまは自分のことだけに集中して欲しいのです。

後期選抜が終わって、すべての合格者が発表されたとき、思い切り「おめでとう」を言いたいと思います。
皆さんもぜひ、頑張っている受験生たちに大きなエールを送ってあげてください!
posted by こんぶ先生 at 15:00| Comment(0) | 合格実績・合格速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月14日

2020合格速報:東京私立中/東京(神奈川)私立高

千葉公立高の前期選抜が終わり、残す入試日程は後期選抜のみとなりました。
そんな中、東京(神奈川)私立中高の合格報告が届いています。

 中学入試  (在籍3名)
江戸川女子中    名合格!
大妻中野中     1名合格!

 高校入試  (在籍37名)
慶應義塾高       1名合格!
早稲田大学高等学院   1名合格!
早稲田大学本庄高等学院 1名合格!
青山学院高等部      1名合格!
明治大付属中野高    1名合格!

Miraiz創立6年目にして、初の早大学院・慶應義塾高の合格者が出ました。
夏季合宿杯で史上初の連覇を成し遂げたY.R.くんです。
入試でも高校入試最高峰の一角、早慶を連覇という華々しいフィニッシュを決めました。
ご本人の高い志、積み重ねた努力、最後まであきらめない姿勢、それは本当にお見事なものでした。
後輩たちへも大きな自信と誇りをプレゼントしてくれました。
Y.R.くん、おめでとう!!!

そして青山学院合格のO.T.くん、彼は入試直前の時期にこんな「Miraiz愛」を語ってくれたことがあります。
「先生、おれMiraizに通ってて、色んなこと教わって、本当に良かったと思うよ」
「Miraizじゃなかったら、こんな風に考えるようにならなかったなと思うことがたくさんある」
ぽつりぽつりと、しかし力強く、彼自身の言葉で伝えてくれました。
小学生の頃から通ってくれて、実に気のいいヤツでしたが、こんな風に思いを言葉にして伝えてくれるなんてなあ…と感慨深く聴いていました。
そんな彼の合格はまた格別です。Tくんおめでとう!!!

江戸川女子中合格のS.K.さんも、ここまでには様々なドラマがありました。
大妻中野中合格のS.M.さんは、受験を志してからわずか1年での快挙です。
あらためて彼らの入試体験記を待ってコメントを寄せたいと思いますが、Miraizにはこんなドラマがたくさん詰まっています。
これからもずっとこういう教室でありたいなあ…と思いを深くしています。
posted by こんぶ先生 at 14:20| 合格実績・合格速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

千葉公立入試・後期選抜を考える(2020)

千葉公立入試・前期選抜の日程が終了しました。
2日間にわたる緊張感のもと、受験生の皆さんは本当にお疲れさまでした。
合格発表までの1週間、落ち着かない気持ちでいる人も多いことでしょう。
文字通り、眠れぬ夜になってしまうかもしれません。
しかし、以前も書いたとおり、ここまできたらできることをやるだけです。
Miraiz生たちは昨日も今日も入試のあとに教室に姿を見せ、ずっと自習室に詰めて、問題を解き直したり質問に来たり、後期選抜に向けての準備に余念がありません。
まったく、いつも通りです。その姿勢は本当に立派だと思います。

さて、ここからは後期選抜のことを考えます。
まだ合否も判らないのに縁起の悪い…と思われるかも知れませんが、「合格したときのこと」は考える必要がありません。
考えておくべきは常に「最悪の事態」に備えてのことです。
皆さんの可能性を信じる、ということとはまったく別の思考ですから、気を悪くしないでくださいね。

仮に、結果に恵まれなかったときに、どうするか。
前期結果発表から後期出願までは6日間ですが、決断のタイムリミットは最大で8日間あります。
25日(火)までに出願さえしておけば、その後に一度だけ「志願変更」ができます。
発表された志願者数や倍率を見て、一度だけ受験校を変えることができるのです。
最終的な受験校決定は、27日(木)の正午まで猶予があります。
(実際には正午「必着」ですから、中学校でそれよりも早い提出を促されますが)

結果の出る前から「不合格だったとき」のことを想定するのは難しいことだと思います。
実際、そうなってみないと、自分の本当の気持ちはわからないかもしれません。

「ダメでも絶対同じ学校をもう一回受ける!」
「ダメならしょうがない、あきらめて別の学校にする!」

いまは迷いを断ち切るために、そんな風に強く思い込んでいることでしょう。
でも、結果が現実となったときはどういう気持ちになるか、わかりません。
人間とはそういうものでしょう。
「本当にもう一度受けたら受かるのか」という不安。
「本当にそんなにあっさりあきらめられるのか」という逡巡。
残念ながら「絶対に正しい選択」などというものはありません。
運命は誰にもわかりないものです。
ただ、その結果をすべて引き受けるのは自分自身だということだけが真実です。

だとすれば。

「迷ったときは、自分が後悔しない方を選ぶ」

これが分かれ道に立ったときの鉄則だと私は考えています。

「あのとき、挑戦してみれば良かった」と悔やむのか。
「あのとき、無理しなければ良かった」と悔やむのか。

自分はどちらなのか、よく考えてみましょう。

意地になって、ムキになっているだけなのかもしれません。
でも、せっかくここまで頑張ってきたのだから、守るべき意地や誇りがあってもいいでしょう。

あなたがこの受験において最も大切にしたいことは何でしょうか。
「県立高校へ行くこと」でしょうか。
それとも心に決めた「○○高校へ挑戦すること」でしょうか。

前者(県立優先)であれば、後期選抜で少しでも受かりやすいと思える方へシフトするのは、決して「逃げ」などではありません。
それはあくまでも自分の目的に沿った「戦略」です。
勝算もないのに意地になって突っ込むばかりが受験ではありません。

もし後者(志望校優先)であれば。
あなたはこの日のためにずっと頑張ってきたのですから、その思いを貫かなければ、きっと後悔するでしょう。
周囲の人はあなたを慮って、無理をしなくてもいい、他の学校にしてもいい、と言ってくれるかもしれません。
そして、やはりそうするべきなのかな、私には挑戦する資格はないのかな、などと思ってしまうかもしれません。

でも、あなたの気持ちはそれでスッキリしますか?

すべては合格のために重ねた努力でしょう、しかし受験は合否だけで語れるものではありません。
自分はベストを尽くした、その上での結果だと思えるならば、辛くともやがては納得もできるでしょう。
しかし、あのとき挑戦していたらどうだったんだろう…という思いを抱えたままでいるのも辛いものです。
挑戦しないならば、すべてそれまでのこだわりは忘れなければいけません。
受けると決めた学校を第一志望校として、入学した学校を母校として、「あのとき、もし…」という思いは捨て去らなければ、春からの新しい環境にも曇りが生じてしまいます。
それだけの思い切りができないならば、あなたの意志を貫徹しましょう。

そして、必ず保護者の方にも相談しましょう。
学費を出してくれるスポンサーは保護者です。
「自分がどんな選択をしようと、お金を払うのは親として当然の義務だ」などと思ってはいけません。
世の中へ出たら、スポンサーの意向に沿うのは当たり前です。
スポンサーは、応援したくなると思ったものにしかお金を出してはくれません。
他者のためにお金を出すということは、とても重いものなのです。
よほどの大金持ちというわけでもなければ、一般の家庭には「予算」というものがあります。
お金というものは無尽蔵に湧いて出てくるわけではありません。
あなたの保護者の方は、あなたのため以外にも様々なお金を用意しなければなりません。
万一、ご家族に大病などがあった場合は、そのための出費も強いられます。
私立か、公立かによって、学費もかなり違います。


もちろん、保護者の方は、あなたのためなら、と思ってくれることでしょう。
受験生にお金のことで心配などかけたくないと、黙っていてくれているかもしれません。
でも、それに甘えてワガママを言うばかりではいけません。
お金をケチるという意味ではなく、遣うにしても活きる遣い方をしなければならないと思うのです。
学費の負担が少なければ、その分、海外へ行くとか趣味に没頭するとかにもお金をかける余裕が生まれます。
高校で予備校にいくにもお金が掛かります。兄弟姉妹がいればなおさらのことです。
自分に意地があるならば、それはどれくらいのものなのか。
そして意地だけで押し通すことを許してもらえる状況なのか。
よくよく話し合って、保護者の方の意見にも耳を傾けて、自分を客観的に見つめ直してみましょう。

その上で、決断は自分がするのです。
私は、皆さんにひとつの考え方を押しつけたりはしません。
真剣に考えて、自分にとってベストだと思える選択をしたならば、それを応援したいと思います。
「逃げ」だとか「無謀」だとか、決めつけるつもりは毛頭ありません。

しかし、条件がひとつ。
結論ありきではなく、必ず、一度真剣に考えてみてください。
考えてもらうためのデータを3つ、ご紹介しておきます。

《進学研究会提供》

2/12に行われた今年の前期選抜の実際の受験者数と定員、倍率です。
(入試日時点での集計ですので、実合格者数は掲載されていません)
先日の記事 で「本当の倍率」についてお話をしましたが、志願者数から欠席者を除いた受験者数が明らかになりましたから、もう一度この数字で考えてみてください。
県立の場合は私立のように定員の何倍も合格を出したりしませんので、定員数=合格者数と仮定して、受験者数を前後期合計の定員数で割るのです。高いように見えた倍率の学校も、多くは2倍以下になることがわかります。受験者の中で平均点以上をとれば受かるということです。

次に「後期選抜は枠が40%と狭いのでより厳しい?」というイメージについても考察してみましょう。
まず、後期入試ではこのような方法で選抜されます。


まずは学力と内申点それぞれで得点順に並べます。
その「両方が定員の80%以内の順位」に入れば「A組合格」となります。
その後、「学力と内申点の合計」で順位付けをし、定員に達するまでを順に「B組合格」とします。
「A組合格」のためには、内申点でも高い成績が必要です。
「B組合格」には内申の不利を吹き飛ばせるくらい、学力検査でしっかり得点することが重要です。
とはいっても、内申点の不利な人は「残り20%しか枠がないのか…」と見えるでしょう。

実はそうではないのです。こちらを見てください。


これは、船橋東高校が開示してくれた実際のデータなのですが、皆さんが思うよりも「学力も内申もバツグン」という受験生は多くないことがわかります。このデータによると、全受験生249名のうち、学力も内申も定員の上位80%(102番以内)に入れた人は44名、定員に占める割合はわずか34%です。
この年は定員を上回る135名の合格者を出しましたが、すると91名がB組合格(学力+内申での順位付け)ということになります。
つまり、学力も内申も両方高い「A組合格」より、内申の不利を学力で挽回した「B組合格」が2倍も多いということです。
なかなかこうしたデータまで開示してくれる学校は少ないのですが、受験生に勇気をくれる情報を公開してくれた船橋東高校に敬意を表したいと思います。

最後に、前期と後期の受験者数の変化についても押さえておきましょう。


こちらは、昨年度の前期・後期選抜の「再挑戦率」を調べたものです。
前期不合格者のうち、どれくらいが後期選抜に再挑戦するのでしょうか。
(もちろん、合格者数=定員数とした推計値ですし、他校に流れる生徒も他校から流れてくる生徒もいますので、厳密な意味での「再挑戦率」ではありませんが)

【2019実データ】
県立船橋…  前期不合格=435名 後期受験者=283名(152名減
       再挑戦率=65.1%
県立千葉東… 前期不合格=413名 後期受験者=260名(153名減
       再挑戦率=63.0%
県立薬園台… 前期不合格=208名 後期受験者=195名(13名減
       再挑戦率=89.6%
県立小金…  前期不合格=365名 後期受験者=286名79名減
       再挑戦率=70.1%
県立船橋東… 前期不合格=157名 後期受験者=232名(75名
       再挑戦率=147.8%
県立幕張総合…前期不合格=597名 後期受験者=453名(144名減
       再挑戦率=75.9%

このように、難関校になるほど後期の出願は安全志向が強まり、再挑戦率は下がる傾向にあります。
例外なのは船橋東で、こちらは前期の「内申点2倍」が敬遠されていたのが、後期ではなくなりますから、それもあって出願が伸びることもあります。
この再挑戦率をつかって、今年の後期の倍率を予測してみましょう。
前期受験者数から定員を引いて、昨年の再挑戦率をかけてみます。

【2020予測値】

県立船橋…  前期不合格=458名
       後期受験者予測=298名(160名減
       予想倍率=2.32倍(128/298)

県立千葉東… 
前期不合格=323名
       後期受験者予測=204名(119名減
       予想倍率=1.59倍(128/204)

県立薬園台… 
前期不合格=174名
       後期受験者予測=163名(11名減
       予想倍率=1.46倍(112/163)

県立小金…  前期不合格=342名
       後期受験者予測=268名(74名減
       予想倍率=2.09倍(128/268)

県立船橋東… 前期不合格=268名
       後期受験者予測=396名(128名増
       予想倍率=3.09倍(128/396)

県立幕張総合…前期不合格=679名
       後期受験者予測=515名(164名減
       予想倍率=1.89倍(273/515)

このようになります。
ちなみに、Miraizからも例年受験者の多い学校について同様に計算してみました。


算式は、[(前期受験者数−定員)×2019年の再挑戦率=後期予想受験者数]です。
もちろん、あくまでも機械的な予測でしかありません。
ちなみに、昨年も同じように計算して予測してみたのですが、実際の倍率との差は下記の通りです。

【2019予測値】

県立船橋…  予想倍率=2.24倍(128/286)
     → 実際倍率=2.19倍(129/283)

県立千葉東… 予想倍率=2.07倍(128/265)
     → 実際倍率=1.98倍(131/260)

県立薬園台… 予想倍率=1.66倍(112/186)
     → 実際倍率=1.73倍(113/195)

県立小金…  予想倍率=2.00倍(128/256)
     → 実際倍率=2.23倍(128/286)

県立船橋東… 予想倍率=1.66倍(128/213)
     → 実際倍率=1.76倍(132/232)

県立幕張総合…予想倍率=1.85倍(272/502)
     → 実際倍率=1.65倍(274/453)

なかなか的中とまではいきませんが、近い数字が出ている学校もあります。
小金で予想より30名も受験者が増えたり、逆に幕張総合で50名近く減ったりしています。
このような計算できない動きも当然あり得るということですね。

船橋、東葛飾は例年通り前期倍率が3倍を超えていますし、千葉もおそらく後期は例年並みに減ると思われます。
一方で千葉東・薬園台は前期倍率が低めなので、後期は他校受験者が流入してくる可能性があります。
今年前期で人気を集めた津田沼も、後期では敬遠されるでしょう。
とはいえ、中堅校では難関校受験者が安全志向で流れ込み、倍率に影響することもあります。
他にも前期選抜での辞退者による後期枠の調整や、年度ごとに特徴的な志願変更の動きなどもありますから、不透明な要素も多くあります。
こういったデータは何の保障をくれるものでもありませんが、自分のイメージや思い込みを修正するには良い材料です。
参考にした上で前期の手応えを加味し、勝負になると踏んだなら、大いに挑戦しましょう。

たとえ前期が不合格であっても、合格最低ラインの目安に近い得点であったなら、後期で合格する可能性は大いにあります。
自分よりも得点のよかった受験生は前期で合格し、後期には姿を消しているわけですから。

前期選抜での出来・不出来の分析が重要なのは言うまでもありません。
特に、ケアレスミスや時間配分など、うまくいかなかったことがあったなら、必ず後期では修正しましょう。
残り2週間という段階で、難しい問題や苦手な問題が急に解決できる可能性は低いでしょう。
前期で「できるハズなのに取れなかった」「緊張して思い出せなかった」ものを後期では確実にとれるよう、足場を固めておきましょう。

そのためには何よりも「見直し」です。
試験時間は40分と短いですが、必ず見直しの時間を作ってください。
そのとき、なんとなく解答用紙全体を見渡すのではありません。見直すべきは問題です。
設問をよく読み直して、「記号で答えよ」「一文節で抜き出せ」「誤ったものを選べ」「あるだけ選べ」などなど、見落としがちな設問条件をきちんと押さえてあるか、キッチリチェックしましょう。
とれるかどうかわからない難問に挑むよりも、とれるものを確実にとることが重要です。
ケアレスミスを1個見つけて訂正できたら、マイナス4点だったものがプラス4点になります。その差は8点です。

まして後期選抜では時間が短い分、問題数も少なく、1問当たりの配点が前期よりも大きくなります。
ケアレスミスのダメージが大きくなりますので要注意です。

そして、この短期間でも得点を上積みするためには、英語・理科・社会の知識量を増やしておくことが何より効果的です。
理科・社会はワークブックをとことんやっておきましょう。
英語は書けるつもりでいる単語の見直しをいま一度。曜日、十二月、序数、thで始まる単語、大丈夫ですか?
国語の作文が苦手な人は、後期にはあまり気にしすぎないようにしましょう。
2〜3行、行数が減ってはいますが、かかる時間はそんなに短縮できません。むしろ、短くまとめるのに骨を折るかも知れません。
それよりは漢字や読解などの問題に時間をかけ、空欄をつくらないようにすることの方が得策です。
後期は作文の配点12点から10点に下がります。時間をかけすぎず、無難な内容でさっとまとめてしまいましょう。
作文がニガテで5分以上掛かるようなら思い切って棄てて、他の問題にじっくり時間をかけることも作戦のひとつです。
記号選択問題をひとつふたつ確実にものにすることができれば、その穴は埋められます。

あとはとにかく健康管理!
睡眠・食事などにも万全の備えをして、元気に入試会場に向かえるようにしましょう。
Miraiz生の皆さん、皆さんは決して独りではありません。
後期出願に迷いが生じたら、すぐにMiraizの先生まで相談してくださいね。
posted by こんぶ先生 at 17:00| Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月05日

千葉公立高・前期志願状況(2020)

冬来たりなば春遠からじ、という言葉もありますが、暦の上でも春がやって来ました。
長い千葉受験生の入試日程も、まもなく折り返しを迎えます。
プレッシャーのかかる日々ですが、あともう少し、頑張り抜きましょう。

さて、千葉公立高の「前期選抜」までも残すところ1週間となりました。
2月3日・4日と願書受付があり、5日に出願状況が発表されました。



同じデータですが「Vもぎ」の進学研究会が見やすくまとめてくれています。
(↓進学研究会提供のPDFファイルにリンクしています↓)


小金高、幕張総合高は2ページ目の「専門学科」をご覧ください。

主な(Miraizのある浦安地域から志願者数が多い)ところを採り上げてみましょう。
また「前後期を合わせた定員」を「前期出願者数」で割った、「もし入試が1回だったら」という倍率も計算し、赤字で示しています。

前期倍率(前期定員のみ)(昨年/18年/17年) 《前後期の定員合計/前期志願者:倍率》
県千葉: 2.97倍(3.18/3.00/3.29)      《240/428:1.78》
千葉東: 2.70倍(3.19/3.25/2.86)      《320/518:1.62》
市立稲毛(国際教養):2.03倍(2.07/2.73/2.30)《40/61:1.53》
幕張総合:2.68倍(2.46/2.29/2.59)      《680/1093:1.61》
千葉西: 1.93倍(2.11/2.28/2.05)      《320/371:1.16》
検見川: 2.51倍(2.36/2.51/2.32)      《320/482:1.51》
磯辺:  1.83倍(1.92/1.74/2.84)      《320/352:1.10》
県船橋: 3.39倍(3.29/3.50/3.40)      《320/650:2.03》
薬園台: 2.04倍(2.25/2.10/2.68)      《280/342:1.22》
船橋東: 2.40倍(1.82/1.82/2.30)      《320/461:1.44》
八千代: 2.41倍(2.67/2.60/2.26)      《280/405:1.45》
小金(総合):2.79倍(2.92/2.83/2.95)    《320/535:1.78》
国府台: 1.93倍(2.10/2.19/2.09)      《320/370:1.16》
津田沼: 3.08倍(2.07/2.28/2.26)      《320/591:1.85》※定員40名減
国分:  1.95倍(2.71/2.65/2.42)      《320/374:1.17》
松戸国際:2.35倍(2.56/2.43/2.87)      《240/338:1.41》
  (国際教養):2.17(1.69/2.15)        《120/208:1.73》
市川東: 2.37倍(2.46/2.31/2.30)      《360/531:1.42》
東葛飾: 3.01倍(3.00/3.07/2.54)      《240/433:1.80》

いわゆる「公立御三家(県千葉・県船橋・東葛飾)」では、船橋・東葛飾で揃って3倍を超え、県千葉もほぼ3倍と厳しい倍率になっています。
県千葉や東葛飾は付属の中学校がありますので、募集定員が同規模の学校より80名少なく、狭き門ゆえに倍率は高くなりがちです。
県船橋は付属中がなく、6年前から1学級増になっているのですが、魅力的な校風に加えアクセスの良さもあるのでしょう、例年どおり県内で最高の倍率になりました。
東葛飾は昨年、付属中からの進学者分の定員減となり志願者を減らしましたが、今年はそれ以上の減少も増加もなく、昨年並みの倍率となっています。
御三家に続く千葉東でも昨年定員減があり、受験者は701名→612名と89名もの減となりましたが、今年もさらに100名近く志願者を減らしています。

「学力重視の総合学科」を謳う小金は5年目となる今年、志願者は25名減となりましたが、例年並みの高い倍率で人気を維持しています。
同じ学区3番手校とされる船橋東や八千代が2.4倍ですから、小金の2.8倍というのは人気の高さを物語っています。
学区2番手校とされる薬園台は、昨年までの7年間で[3.12→2.32→2.89→2.42→2.68→2.10→2.25]と、いわゆる「隔年現象」が見られたのですが、振れ幅が徐々に小さくなってきているのがわかります。同時に人気も陰りが見えており、今年の倍率はここ数年で最も低い2.04倍です。このレベルの学校としては与しやすいと思われる数字になっています。
学校の評判などには言及できませんが、3番手校よりも低倍率なのが常態化していますから、ちょっと気になるところです。

県内2番手高とされる薬園台の倍率緩和と、3番手高から学力重視の総合学科になった小金高の人気上昇。
この2校の2019年春の現役生の大学合格実績を見てみましょう。
※( )内は2018年/数字は両校のホームページより/学校名はリンクしています)。

早稲田39(49) 慶応4(5) 上智7(7) 東京理科大23(18)       早慶上理合計:73名(79) 
明治69(68) 青山19(11) 立教37(47) 中央12(32) 法政54(60) MARCH合計:191名(218)

早稲田7(20) 慶応3(8) 上智10(7) 東京理科大13(26)        早慶上理合計:33名(61)
明治41(59) 青山17(23) 立教43(62) 中央14(18) 法政47(87)  MARCH合計:162名(249)

大学ごとの相性もありますし、単純な比較・評価は難しいですが、いかがでしょうか。
都内の大学は国から「定員厳守」を命じられており、大学によってはここ3年の間で数千人単位で合格者が減るなど、かつてよりもずっと受かりにくくなっています。その影響は学区内2番手・3番手と呼ばれるような高校でも顕著です。
ざっと見たところ、総数では薬園台に軍配が上がりますが、早稲田・明治・理科大を除くとイイ勝負です。
ここ数年の小金高校の躍進ぶりは明らかで、「2番手高」の座を薬園台と分け合うのも時間の問題と見て良いのではないでしょうか。
もっとも「〜番手」なんて、あくまで便宜上の勝手な呼称ですので、明確な定義はありませんし、学校自体の評価・価値とは何ら関係ありませんが、どういった学力層が集い、人気(倍率)や合格の難易度に影響するかという視点では確かな変化があったと言えるでしょう。

もうひとつ気になっていたのが船橋東です。
かつて2.2〜2.3倍が当たり前だった同校は、一昨年・昨年と続けて1.8倍に留まっていました。
さすがに2年も続くと人気も回復してきますね、今年は2.4倍と久々に「らしい」倍率となりました。
(…となるのが普通だろうと思われるので、薬園台が気になるのです)
内申点を2倍にするという選抜方法が敬遠されている向きもありましたが、来年からは日程一本化と同時に悪名高き「内申点の調整」もなくなります。どう影響するのか注目です。

その他、昨年倍率が下がった国府台や千葉西が今年も下がって2倍を割り、逆に検見川では人気が回復しています。
幕張総合は2年続けての人気上昇です。
そして何と言っても注目は津田沼でしょう。昨年の448名から志願者は143名増えて591名、1.3倍に増えました。
新制服などで人気が上がりそうだと聞いてはいましたが、そこに定員減(40名)が加わって、まさかの3倍超えです。
受験生もこれはさすがに予想しなかったでしょう。

さて、前期の倍率だけに目を奪われず、赤字で示した「前後期合計の定員に対する倍率」も確認しておいて欲しいと思います。
公立高校は2回選抜制を採ることで1回ごとの合格者数を絞りますので、「前期+後期」の定員合計と志願者数とで「実質倍率」を計算すると、見た目の倍率よりもずいぶん和らいだ数字が出てくることがわかります。県内最高倍率の県立船橋でさえ、2倍程度になるのです。

また、前期選抜では内申点の割合を圧縮することで、内申の不利を学力検査で挽回できる学校もあり、チャレンジ志向もあって倍率が上がりがちです。
対して後期選抜では最後のチャンスですから、確実な合格を望む安全志向が働き、志望校を下げる傾向が見られます。
特に人気高・難関校では、前期と同じ高校への再チャレンジ組は70%程度に留まり、2倍前後の倍率になることも多いです。

前期で「不合格」をもらってしまうと、自信も揺らぎますし、当然大きな不安に襲われるでしょう。
でも、本当の合格ラインはもっと下にあり、あきらめた人から順に脱落決定です。

公立高志願者は最初から「2本勝負」、もっといえば「前期は最後の模擬試験・成績優秀者は入学特典付き」くらいの気持ちで臨むのがちょうどいいでしょう。最初から後期選抜までを視界に入れて思い切り勉強して下さい、という意味です。

なかなか得点が伸びずに焦る人もいるでしょうが、まだここからでもできることはあります。
また、連日の長時間の勉強で疲れもたまってくる時期でもありますし、また私立の合格で気が緩み、勉強がだれる人もいます。
いま一度気を引き締め直しましょう。

決して、極端な勉強法に偏らないようにしてください。
この時期、よく見られる「ダメな兆候」としては…

何かともっともらしい理由をつけては塾の授業を休む
・「自分の志望校の勉強に専念する」として、自分のやりたい勉強に偏る
  (「やりたい勉強」と「やらねばならない勉強」は違います!)
・志望校の過去問ばかりにこだわって、基礎基本を怠る
・記述問題を自己採点して、甘くつけてしまう
・好きな教科の好きな単元ばかり勉強する
・漢字・計算・作文・作図・リスニングなど「地味で面倒な勉強」には手をつけない
・「何とかなるだろう」と高をくくる
・睡眠時間を削って勉強した気になり、日中のパフォーマンスが下がる

でしょうか。

ずっと勉強しているウチに、どこか尊大になってしまう人がいます。
身勝手な理屈で自分を正当化することばかりに長けていく人がいます。
しかしそれは思い上がりというものです。
本当に優秀な人、結果を出せる人というのはとことん謙虚で慎重なものです。

何より、皆さんは高校入試は初めての体験でしょう。
塾の先生はそれを毎年多面的に分析している指導のプロです。
プロの助言に耳を貸さず、独りよがりな方法論にこだわっているようでは、効果的な学習は望めないでしょう。
わかりやすく自分の志望校の過去問だけに集中特化した授業を望み、それ以外のものには目をつぶったり背を背けたりして、基礎・基本をおろそかにするなど、自分の首を絞めることになりかねません。

よほどの難関校でもない限り、素人が思い込んでいるほど、入試問題や受験勉強に大きな違いはありません。
何度も言うように「だけ・しか」勉強は効率が良いように見えて、自分の好きな勉強に偏り、スキをたくさん生みます。
焦らず、慌てず、まんべんなく、きっちりと、丁寧に勉強を重ねましょう。
倍率にも臆さず、弱気な自分に負けることなく、自分の目標を貫きましょう。

Miraizの先生たちはそんなあなたたちの味方です。
まだまだ頑張って行きますよ!
posted by こんぶ先生 at 23:50| Miraizからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする