Miraiz恒例・夏の特訓合宿、長いように思われた4泊5日もあっという間です。
今年もMiraiz生は明るく元気に取り組んでくれまして、ひとりのリタイアも出さずにすべてのプログラムを消化できました。
夜に騒ぎ出すようなこともなく、朝から晩まで授業にも自習にもしっかり取り組んでくれましたし、言うことなしです。
特に、最終夜の「合宿杯」テストへ向けての生徒たちの熱気は、保護者の皆様に見ていただきたいと思うほどの素晴らしいものでした。
この合宿中、教員がただの一度も彼らに声を荒げたりお説教したりするような必要がなかったことも申し添えておきたいと思います。
出発前から「何のために行くのか」を常に頭に置いて欲しい、と話しては来ましたが、今年もそのメッセージを真っ直ぐ受け止めてくれた生徒たちの高い意識と自覚に支えられて、素晴らしい合宿となりました。
残念ながら中日の息抜き・川遊びだけは豪雨に見舞われて短時間で終わってしまいましたが、その後の花火やバーベキューは晴天に恵まれて盛大に開催でき、頑張った彼らへの素敵なご褒美となりました。
表彰式では学年・班問わず大きな拍手が送られ、学校を超えた、同じ目標に向かう仲間としての絆や意識も強くなりました。
帰りのバス内では行きにも増して楽しそうな歓声があちこちから挙がっていました。
それでは合宿中の彼らの姿をご紹介したいと思います。
素敵な表情がたくさんあって、ボカシをかけねばならないのがモッタイナイくらいですが…。
《出発》
初日朝の集合と出発の風景です
途中のSA休憩でも整然と行動してくれます。
Miraiz生の引率は正直言って「ラク」です(笑)。

《授業風景》
さあ4時間の長旅を終えて、少し休憩したら開講式、そしてすぐに授業です。
塚原先生の中3英語1組の授業の様子です。
こちらは小出先生の中3英語2組ですね。
中3国語1組の授業の様子です。教室同様、プロジェクターも使用します。
3科目受講の希望者は、理・社の授業時間帯に英・数の個別指導です。弱点に特化してミッチリ鍛えて貰います!
こちらは中2生。中2から合宿に参加するだけあって、なかなかのやる気です。
負けじと橋先生の授業にも熱がこもります。
小6受験科は3名と少人数ですが、その分ひとりひとりの課題や弱点に寄り添った丁寧な指導を心がけています。
ホワイトボードを購入・持込し、小6用に一般の洋室を改造した小教室ですが、専用教室みたいで快適だと生徒からは大好評です。
《自習時間》
続いて夜の自習時間「FoU time」の様子を。自分の課題に集中できる90分間です。
みんな真剣そのもの。特に注意の必要もなく、私語などもまったく聞こえてきません。
午後9時半に規定の90分が終了後も、入浴を済ませた班は教室での自習を許可しています。
あくまで自由意志ですが、就寝までの自由時間にも熱心に机に向かう生徒が多く居ました。
先生たちも巡回していますので質問もたくさんできます。
自習に向かう姿勢はピシッとしつつも、そこはMiraiz、指導中も和気藹々です。
個人的には、かつて指導した教え子たちが大学生となって、後輩たちを立派に指導してくれている姿にグッときちゃいますね(笑)。
《日常風景》
さあそれでは合宿中の生活ぶりを少しお届けしましょう。Miraizのモットーは「自主自律」!自分のことは自分で…できるかな?
「まだねむいよ〜〜」
「…起きろよぉ〜」「おまえこそ、起きろよぉ〜」「おまえが起きたら、起きるよぉ〜」
ド…ドラちゃん??
…と思ったら下にも!寝台車かっ!?(笑)
あんまり乱雑な部屋が多いので、今年も「部屋チェック大賞」を実施しました。
女性スタッフに審査員になってもらい、全部屋をチェックして採点してもらいました。
審査員が口をそろえて「ダントツのワースト!」と表したのは…どこの班でしたかねぇ……?
ベスト部屋賞には、昨年中2時の経験を活かしたTくん率いる男子2班が輝きました。
実はワースト部屋賞の男子某班にも、昨年の参加者がいたハズなんですが…。
Yくんの「し…しまった…ウカツだった…なぜ…なぜ気づかなかったんだオレは…」の名言とともにはかなく散りました(笑)。
こちらは楽しい食事風景。
男子にとってカレーは飲み物。瞬く間に平らげ、お代わりの列にならびます。
イヤ失礼、女子も負けていませんでした(笑)。
小6生はお腹いっぱいかな?
その小6生は授業の合間にこっそりホワイトボードに…
名前が、ち…ちがう……。
そんなにコワイかなあ…って顔めっちゃ笑ってるじゃんか(笑)
《合宿杯》
最終夜、夏季講習前期から合宿までの集大成、「M-1 Climax・合宿杯」です!
入試本番なみの厳かな空気で行われた合宿杯は、息をのむような緊張感のもと、みんな真剣そのもの。
会場には鉛筆のカリカリという音だけが響きます。
1科目20分程度の短時間勝負なので、ケアレスミスが命取り。
注意しつつも何とか1問でも多く解き終わろうと、ものすごい集中力で取り組んでいます。
《BBQ&花火大会》
合宿杯を戦い終えた皆さんに、ご褒美です。
浦安市内の公園は花火が禁止だそうで、なかなか普段はできない花火を山ほどプレゼント。
大喜びの生徒たちが楽しそうに群がって、数万円分の花火があっという間に煙になりました(笑)。
そして…花火を終えて生徒たちが入浴〜就寝の間に、先生たちは本部で答案の山を採点!
翌日の表彰式に間に合うように、大急ぎで成績処理・表彰状作成・賞品準備を進めます。
先生たちも疲労がピークに達する最終夜、ここが勝負どころです。
《表彰式》
合宿杯、そして最終日午前中の授業まで、合宿プログラムのすべてをやりきった生徒たちの敢闘をまずは称えます。
そして、成績優秀者の表彰です。
まずは中2優勝者…N.M.さん!
自分でも期待以上の成果だったのか、名前が呼ばれた瞬間の歓喜と驚きの混じった表情が印象的でした。
2位の実力派・Kさんとはわずか1点差の名勝負!来年もまた期待したいですね。
次に小6優勝者…S.K.さん!
塾が大好きなSさん、直前まで社会のミニテストでは連敗続きでしたが見事に本番で逆転!優勝を飾りました。
M.T.くんは理科で満点に近い高得点、S.M.さんは算数でトップ得点など、それぞれに光った1面を見せてくれた好勝負でした。
そして中3優勝者…第5代合宿杯チャンピオンは…
なんと、前年度中2優勝のY.R.くん!Miraiz史上初の連覇です!!
直前まで「やらかした…優勝したかった…」と落ち込んでいたYくんでしたが、優勝とわかるやコロッと上機嫌に……(笑)。
大きな自信になったことでしょう。自分の実力を信じることも大切ですよ^^
表彰式を終えた後は、少しお話を。
皆さんの中にはこれまで、「やる気がしない」とか「勉強したくない」とか「アタマよくないからやるだけ無駄だ」など、様々な「言い訳」で勉強にうまく向かい合ってこられなかった人もいるかもしれません。
でも、それらはすべてただの「思い込み」であり「気のせい」であったと、いまならハッキリ自覚できるのではないでしょうか。
なぜなら、皆さんはこれだけのハードな合宿をやりきったからです。だれひとり、弱音を吐くことなくゴールまで駆け抜けたからです。
毎日朝から晩まで10時間近く、これほど勉強に真っ直ぐ打ち込めた機会がいままでにあったでしょうか。
それも、やらされたのではなく、自らやろうと本気で取り組んだからできたのです。
本気だからこそ仲間とのつながりも強くなったし、仲間と一緒にだからこそ楽しくやれたのだし、これだけの充実感につながったのです。
合宿だけで学力が飛躍的に伸びるわけではありません。
この合宿をきっかけに「やればできる」という自信を持って、夏季講習の後期日程や、9月以降の受験勉強に活かして欲しいと思います。
それができて始めて、この合宿にも大きな意味があったと言えるのです。
帰ったら、またすぐに勉強を始めましょう。
合宿杯で悔しい思いをした人もいるでしょう。それが本番だったらどれほど堪えることか。
いまこうしている間にも、ライバルたちは合宿並みの緊張感をもって勉強しているかもしれない。
そう思えば、これからはいつでもどこでも頑張れるはずです。
あと半年、あと200日。それぞれの目標のために、一緒に頑張っていきましょう!
さあ…これを見ている皆さん、ちゃんと合宿後も勉強してるかな……?
さて、表彰式を終えたらお世話になったお宿にお礼を言って、バスに乗り込みます。
途中で名所「吹き割の滝」に寄って散策・お土産購入を楽しみます。
帰りのバスは疲れきって熟睡している先生たちをよそに、生徒たちの元気なこと……。
まあでも、本当に最後までひとりのリタイアもなく、無事故で終えられたことに何よりホッとします。
今年の合宿も、Miraizらしい、実に素晴らしいものになりました。
皆さんのやる気ひとつでこれだけの勉強ができるのですから、残り半年も気合を入れて、一緒に頑張っていきましょうね!