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2021年02月25日

今年度の入試日程を終えて

本日は千葉公立高校入試、その2日目が行われました。
ただでさえ緊張感の伴う日に、新型コロナウイルス対策のイレギュラーな雰囲気もあり、皆さん、本当におつかれさまでした。

この後に病欠者対象の追検査や、一部の高校で二次募集(欠員補充ほか)を残すものの、実質的には今年度の入試日程は終了となります。
おそらく大多数の皆さんにとって、かつてない緊張と不安を強いられる日々だったと思います。

努力が報われた人も、運に恵まれなかった人もいることでしょう。
しかし、この経験はまちがいなく皆さんを鍛えてくれています。
自分の進路がなかなか決まらない。努力しても報われる保証がない。
そんな苦しい状況の中で懸命にもがき、頑張り抜いたという事実は、人生の大きな財産です。
どうか入試の結果に関わらず、今後の糧にして欲しいと思います。

発表まではあと8日。
この微妙な時間がまた変な気持ちにさせますが、もうすべては終わったのですから、あとは神様に任せましょう。

羽根を伸ばして大いに遊び…たいところですが、その前に。
せっかくここまで頑張ってきたのですから、自己採点はしておきましょう。

Vもぎの進学研究会が解答速報 をのせてくれています。

東京新聞WEB  にも問題と解答が掲載されています。

自己採点も終わったら、もう受験勉強も終わりです。
結果が気になりますが、これまで頑張った分、大いに遊びましょう。
いままでやりたくてもできなかったことを、思いきり自分に開放してあげましょう。
ゲームでも、スマホでも、2〜3日これでもかというほど眠るなんてのもいいかもしれません。
独りで家にこもるより、友達にでも声をかけて遊びに出かけちゃ……うのは、時節柄マズイのでしょうかね(笑)。

発表があれば、合否という形で明暗は分かれますが、あなたがここまで努力したその事実には変わりありません。
私は皆さんにずっと同じことを語ってきたと思いますが、

どこの学校へ行くかということ以上に、
進んだその学校で何をするか、どんな人間になるか、
ということの方が遥かに大切です。

素晴らしい学校に入れても、そのことを鼻にかけて人を見下すようなツマラナイ人間になってしまっては何の意味もありません。
逆に、いまは本意ではない学校に進んだとしても、そこでの在り様がそれから先のあなたをつくります。

縁のあった学校があなたの母校になるのです。

ここで出会う友達や先輩が無二の親友になるかもしれません。
一生の恩師に出会うかもしれません。
3年後卒業式の日に「この高校へ来て良かった」と思えるようになることが次の目標です。
胸を張って進学しましょう。

ひと息ついたら、高校への準備ですね。
高校では勉強がグッと難しくなり、進度も速くなりますから、置いていかれないように注意しましょう。
高校生になったらもう半分大人ですから、もう誰も手取り足取り・上げ膳据え膳で面倒見たりしてくれなくなります。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、何かと先生や親をアテにするのでもなく、自ら動きましょう。

高校授業では予習も重要になります。
特に理数系科目は難しいので、早々にあきらめてしまうと国公立大への進学の可能性もなくなります。
一度聴いただけでは理解が及ばないことも多いと思いますので、あらかじめ学習して、だいたいのイメージをつかんでおき、自分のわからなかったところに焦点を絞って聴くようにしましょう。

高校によっては春休みの課題を出すところもありますね。
もちろんいままでのように、Miraizに自習・質問しに来てくれるのも大歓迎ですよ!

ともあれ、本当におつかれさまでした!
ゆっくり休んでくださいね。
posted by こんぶ先生 at 17:00| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月19日

千葉公立高・確定倍率

いよいよ最後の関門、千葉公立高入試を迎えます。
18日に志願変更も締め切られ、各校の志願者数・志願倍率も確定しました。

《Vもぎ・進学研究会提供》

第1学区〜第3学区でみると、普通科で最も高い倍率は東葛飾の1.82倍、次いで県船橋の1.76倍、津田沼の1.58倍となりました。
この人気3校の顔ぶれは昨年とまったく同じです。
県船橋では理数科でも1.63倍、他に柏の理数科で1.78倍が見られるくらいでしょうか。

県内最難関の県千葉は、今年は1.50倍です。
とはいえ県立御三家はいずれも受験者に学力上位層が集中しますから、1点の差に大人数がひしめき合う、倍率以上に厳しい競争となります。
一本化で志願変更の動きもどう変わるのか注目されましたが、県千葉で18人減、県船橋で40人減、東葛飾で20人減と、やはり安全志向も見られますね。

とまあ、通り一遍のコメントを並べてきましたが、何度も言っています通り、ここまで来たら倍率などタダの数字です。
当日はとにかく、できることをとりこぼさないことだけに集中しましょう。
もう開き直って「ケアレスミスゼロ!」だけを目標にしてみてはいかがでしょうか。

いまから劇的に得点力が上がったり下がったりするようなことはありません。
ケアレスミスは「本当なら得点できたところ」です。
そんなもので合否が分かれたら悔やんでも悔やみきれません。
ここまで来たらもう、「悔いを残さない」ことに徹するべきです。
難しい問題が急に出来るようになるのはムリでも、当日気をつけて問題をよく読むことくらいはできるはず。
ケアレスミスが本当にゼロに出来たら、2〜30点は優に変わりますよ。

また、受験票を忘れた・なくした、バスや電車を乗り違えたといったミスもないように…。
極端な寝不足や、体調不良にも気をつけて。
いつも通りのあなたでいられるよう、コンディションを整えてください。
当日、あなたを待っているのは、いままで何十・何百とこなしてきた「ただのペーパーテスト」です。
突然、やったこともないようなことを要求されるようなことはありません。
いつものあなたの実力ができるだけ出せれば、それでいいのです。

あとは出題との相性。これはもう運としかいいようがありません。
すべては、才能と努力と運のかけ算です。
どれがゼロになってもいけないし、どんなにスゴイ人(才能)が、どんなにがんばって(努力)も、MAXは3分の2。
残り3分の1は、誰にもどうにも出来ない「運」の領域なのです。

ですから、あなただけがくよくよして、うつむくことはありません。
あなたは最後までチャレンジしようとした、もうそれだけで、やろうともしなかった人よりも遥かに立派です。
胸を張って堂々と、悔いを残さぬよう思い切り、ぶつかってきてください。
今年度入試について、私からのアドバイスも最終回となります。

みなさんの幸運をお祈りします!
がんばれ、がんばれ、Miraiz生!!
posted by こんぶ先生 at 23:30| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月12日

千葉公立高・志願状況(2021)

冬来たりなば春遠からじ、という言葉もありますが、暦の上ではもう春です。
長い千葉受験生の入試日程も、まもなくゴールを迎えます。
プレッシャーのかかる日々ですが、あともう少し、頑張り抜きましょう。

さて、日程一本化初年度を迎える千葉公立高の入試までも残すところ1週間となりました。
2月12日までに願書受付があり、本日出願状況が発表されました。



同じデータですが「Vもぎ」の進学研究会が見やすくまとめてくれています。
(↓進学研究会提供のPDFファイルにリンクしています↓)


主な(Miraizのある浦安地域から志願者数が多い)ところを採り上げてみましょう。
また昨年度の「前期出願者数」を「前・後期を合わせた定員」で割った、「もし昨年も入試が1回だったら」という倍率と比較してみましょう。

今年度志願倍率 (昨年前後期の定員合計/昨年前期志願者数:昨年度実質倍率)
県千葉: 1.57倍 240/428:1.78倍
千葉東: 1.35倍 320/518:1.62倍
市立稲毛(国際教養):1.03倍 40/61:1.53倍
幕張総合:1.50倍 680/1093:1.61倍)      
千葉西: 1.23倍 320/371:1.16倍
検見川: 1.36倍 320/482:1.51倍) 
磯辺:  1.24倍 320/352:1.10倍
県船橋: 1.88倍 320/650:2.03倍
薬園台: 1.25倍 280/342:1.22倍
船橋東: 1.28倍 320/461:1.44
八千代: 1.51倍 280/405:1.45
小金(総合):1.55倍 320/535:1.78
国府台: 1.41倍 320/370:1.16
津田沼: 1.63倍 320/591:1.85
国分:  1.10倍 320/374:1.17
松戸国際:1.42倍 240/338:1.41
  (国際教養):1.43倍 120/208:1.73
市川東: 1.27倍 360/531:1.42
東葛飾: 1.90倍 240/433:1.80

まず、予想されたことではあるものの、2倍を超える学校がないというのには、さすがに隔世の感を覚えます。
私も18年間千葉公立入試のデータを追いかけてきましたが、前後期制の下では、いわゆる「公立御三家(県千葉・県船橋・東葛飾)」では3倍を超えることもザラにありました。
いままで、いったい何のためにわざわざ定員を前後期に分けて、前期で無意味な不合格を多数出していたのかなと思います。
県千葉や東葛飾は付属の中学校がありますので、募集定員が同規模の学校より80名少なく、元々狭き門であるがゆえになおさらです。
一本勝負であれば合格できた子も、前期で不合格となって自信を喪い…というケースもあったでしょう。
過ぎたことをとやかく言っても仕方ありませんが、とにもかくにも一本化で公立高入試らしい倍率に落ち着いたことは歓迎したいと思います。

それにしても、やはり入試が1回しかないというプレッシャーは、安全策に傾かせるものなのでしょうか。
県千葉・県船橋で50名前後、千葉東に至っては86名も志願者を減らしています。
千葉東は一昨年の612名から見ると180名の減です。敬遠というだけでは説明がつかない気もします。

「学力重視の総合学科」を謳う小金は6年目となる今年、志願者は40名減り、久しぶりに500名を割りました。
同じ学区3番手校とされる八千代は1.51倍、船橋東は1.28倍と人気に差が出ました。「内申点2倍」が敬遠されているのでしょうか。
学区2番手校とされる薬園台も人気に陰りが見えており、今年の倍率はここ数年で最も低い1.25倍と、このレベルの学校としてはちょっと心配になるような数字になっています。
学校の評判などには言及できませんが、3番手校よりも低倍率なのが常態化していますから、ちょっと気になるところです。

県内2番手高とされる薬園台の倍率緩和と、3番手高から学力重視の総合学科になった小金高の人気上昇。
この2校の2020年春の現役生の大学合格実績を見てみましょう。
※( )内は2019年/数字は両校のホームページより/学校名はリンクしています)。

早稲田37(39) 慶応8(4) 上智12(7) 東京理科大12(23)       早慶上理合計:69名(73) 
明治68(69) 青山29(19) 立教53(37) 中央17(12) 法政55(54) MARCH合計:222名(191)

早稲田13(7) 慶応6(3) 上智13(10) 東京理科大19(13)        早慶上理合計:51名(33)
明治50(41) 青山19(17) 立教40(43) 中央20(14) 法政49(47)  MARCH合計:178名(162)

大学ごとの相性もありますし、単純な比較・評価は難しいですが、いかがでしょうか。
都内の大学は国から「定員厳守」を命じられており、大学によってはここ3年の間で数千人単位で合格者が減るなど、かつてよりもずっと受かりにくくなっています。その影響は学区内2番手・3番手と呼ばれるような高校でも顕著です。
ざっと見たところ、総数では薬園台に軍配が上がりますが、なかなかイイ勝負です。
ここ数年の小金高校の躍進ぶりは明らかで、「2番手高」の座を薬園台と分け合うのも時間の問題と見て良いのではないでしょうか。
もっとも「〜番手」なんて、あくまで便宜上の勝手な呼称ですので、明確な定義はありませんし、学校自体の評価・価値とは何ら関係ありませんが、どういった学力層が集い、人気(倍率)や合格の難易度に影響するかという視点では確かな変化があったと言えるでしょう。

津田沼は昨年志願者が143名増えて591名、1.3倍に増えました。
新制服などで人気が上がりそうだと聞いてはいましたが、そこに定員減(40名)が加わって、まさかの前期3倍超えでした。
受験生もこれはさすがに予想しなかったでしょう。今年は極端な人気でもありませんが、比較的やや高めに出ています。

このあと17日に「志願変更」がありますが、どれも2倍を切っている(=受験生の平均点をとれば合格できる)ような志願状況で、わずかな倍率の差を気にして右往左往しても仕方ないでしょう。ここまで来たらやりきるのみです。
なかなか得点が伸びずに焦る人もいるでしょうが、まだここからでもできることはあります。
また、連日の長時間の勉強で疲れもたまってくる時期でもありますし、また私立の合格で気が緩み、勉強がだれる人もいます。
いま一度気を引き締め直しましょう。

決して、極端な勉強法に偏らないようにしてください。
この時期、よく見られる「ダメな兆候」としては…

何かともっともらしい理由をつけては塾の授業を休む
・「自分の志望校の勉強に専念する」として、自分のやりたい勉強に偏る
  (「やりたい勉強」と「やらねばならない勉強」は違います!)
・志望校の過去問ばかりにこだわって、基礎基本を怠る
・記述問題を自己採点して、甘くつけてしまう
・好きな教科の好きな単元ばかり勉強する
・漢字・計算・作文・作図・リスニングなど「地味で面倒な勉強」には手をつけない
・「何とかなるだろう」と高をくくる
・睡眠時間を削って勉強した気になり、日中のパフォーマンスが下がる

でしょうか。

ずっと勉強しているウチに、どこか尊大になってしまう人がいます。
身勝手な理屈で自分を正当化することばかりに長けていく人がいます。
しかしそれは思い上がりというものです。
本当に優秀な人、結果を出せる人というのはとことん謙虚で慎重なものです。

何より、皆さんは高校入試は初めての体験でしょう。
塾の先生はそれを毎年多面的に分析している指導のプロです。
プロの助言に耳を貸さず、独りよがりな方法論にこだわっているようでは、効果的な学習は望めないでしょう。
わかりやすく自分の志望校の過去問だけに集中特化した授業を望み、それ以外のものには目をつぶったり背を背けたりして、基礎・基本をおろそかにするなど、自分の首を絞めることになりかねません。

よほどの難関校でもない限り、素人が思い込んでいるほど、入試問題や受験勉強に大きな違いはありません。
何度も言うように「だけ・しか」勉強は効率が良いように見えて、自分の好きな勉強に偏り、スキをたくさん生みます。
焦らず、慌てず、まんべんなく、きっちりと、丁寧に勉強を重ねましょう。
倍率にも臆さず、弱気な自分に負けることなく、自分の目標を貫きましょう。

Miraizの先生たちはそんなあなたたちの味方です。
まだまだ頑張って行きますよ!
posted by こんぶ先生 at 23:00| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月18日

2022年度(現中2生対象)千葉公立高入試日程が発表されました

2022年春に行われる、現中2生が対象となる千葉公立高の入試日程が発表されました。
千葉県教育委員会のホームページ でご確認いただけます。

[出願]2月9日(水)・ 10日(木)・ 14日(月)
[志願変更]2月17日(木)・18日(金)

[学力検査]2月24日(木)・25日(金)

[追検査受付]2月28日(月)・3月1日(火)
[追検査]3月3日(木)

[発表]3月7日(月)

千葉県公立高入試は前期・後期の区分が廃止され、2021年度より日程は一本化されました。
2日間の日程で行われますが、初日は[国語・数学・英語]の学力検査、2日目は[理科・社会]の検査と[学校ごとに設定]の検査が行われます。
この「学校ごとの検査」は従来の前期選抜2日目で行われていたもので、[面接・作文・小論文・集団討論・自己表現・独自問題]からひとつ以上を学校側が選んで設定します。

試験日は2021年度と同じ日程となり、出願や志願変更なども曜日の都合で少しズレましたが、概ね今年と同様です。
公立受験生は、年が明けてからも充分に勉強時間がとれますから、最後まであきらめずに頑張り抜きましょう。
従来の前後期制では、定員の6割しか合格しない厳しい前期選抜の結果に自信を喪い、後期をあきらめたり、実力的には合格してもおかしくない生徒が志願を下げたりすることもありました。
一本勝負になって、それはそれでチャンスが一度きりというプレッシャーもあるかもしれませんが、どんな制度であったとしても入学試験である限り、しっかり得点できる学力さえ身につけていれば関係ありません。
入試問題もやりこんでおき、自信を持って志望校に臨めるように仕上げましょう。

なお、体調不良などで受験機会を失わないように「追検査」が設定されています。
ただ、正規日程が2日間なのに、追検査は1日だけですから、まったく同じとは言えない条件です。
さらに当然問題も異なりますから、難易度差なども考慮してどのように合否判定に整合性をとるのか、まずは初年度の今年(2021)、注目したいと思います。

もうひとつ、これは浦安の受験生にとっては朗報ですが、「内申点」の調整制度が無くなりました。
絶対評価の導入に伴って、甘くつけられがちな(「バブル」と揶揄された時期もありました)各中学校間の格差を「調整」するため、県の定めた基準値に従い、評定平均が高い中学校は全員内申点を削られるという、どうにも理不尽な制度がありました。
出身中学校が違うというだけの理由で、生徒本人の努力に関係ないところで、合否に関わる内申点が加減されるわけですから、乱暴というしかありません。
特に浦安地区は内申点の付け方が甘い中学校が多く、ひどい年には15点も引かれた例があります。
合格ラインが9割近い難関校で文字通り1〜2点を争っている受験生にはたまりません。
新制度ではこれがなくなりましたから、周辺地域に比べて内申点の高い浦安の中学校は逆に少し有利になりました。
もっとも、内申点の付け方には個人的に少々疑問に思う点もありますので、学力で勝負したいと願う受験生の集う高校では、あまり合否に影響しないようにして欲しいなと思うのですが…。

私立高もほとんどの学校で後期日程が縮小または廃止されており、事実上の一本化が進んでいます。
1月下旬には千葉私立高の、2月中旬には東京私立の合否結果が出そろいますから、それをふまえて公立へ出願、というスッキリした日程になりました。
さらには長年悩みの種でもあった東京私立校の一般入試や、国立大附属高などとの日程重複もなくなります。
あまつさえ、東京の結果を見てから、千葉公立高の志願変更という手も打てます。
なんでもっと早く変えなかったんでしょう(笑)。
まあ、期限ありきの拙速な改革は決してうまくいかないと、大学入試改革の醜態が教訓をくれていますが……。

さあ中2生の皆さん!
皆さんの勝負の日が決まりました。
私は皆さんに「大みそかを過ぎたら受験生!」とハッキリお伝えしていますね。
学校行事や部活動を言い訳に、「眠い・疲れた・ハラへった」を繰り返し、ゲームやネットばかりに無為に時間を費やす…そんなようでは「受験生」の名に値しませんよ。
いまからなら、本気でやればいくらでも学力は伸ばせます。
皆さんの希望の進路が叶えられるよう、私たちも全力を尽くしますから、皆さんも高い目標を持って少しずつ準備を始めましょう。

posted by こんぶ先生 at 23:46| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

2021年度千葉公立校入試:実施要項と各校検査内容

2021年春(現中3生)の千葉公立校入試について、千葉県教育委員会から以下の通り発表されました。




主に確認しておきたいところとしては

 ・前後期一本化に伴う変更点
  [出願・試験などの日程]
   出願:2/9,10,12  志願変更:2/17,18
   試験:2/24,25   追検査:3/3
   発表:3/5
  [試験]
   英語の試験時間=60分
   1日目に3科目(国数英)、2日目に理社+各校設定検査

 ・各校設定検査の内容(全日制122校199学科)
   面接:82校135学科
     〜学習活動や学校生活に対する意欲関心、一般常識を問う
   集団討論:1校1学科=八千代(普通科)
     〜複数の受検者で同一テーマについて司会を置かず自由に討論
   自己表現:45校60学科
     〜受検者の申告した形態で発表
   作文:10校13学科=千葉、千葉東、磯辺、船橋(普・理)、小金、東葛飾、柏南、佐原(普・理)、佐原白楊、長生(普・理)
     〜指示されたテーマまたは自由記述で作文
   小論文:1校2学科=市立千葉(普・理)
     〜提示された文章や資料について受検者個人の考え方をみる
   適性検査:8校12学科
     〜専門学科の特色に応じて行う実技など
   学校独自問題:0校
     〜一般選抜とは別に基礎基本の定着、または思考力・応用力をみる問題を課す
   その他の検査:0校

 ・志願理由書の有無(全日制122校199学科)
   必要:6校7学科=幕張総合(総合・看護)、八千代(体育)、薬園台(園芸)、行徳、浦安南、君津


などでしょうか。

浦安市の受験生が多く受ける学校では、特に大きく変わったところはありません。
ざっとながめたところで変化があったのは、

[船橋]面接→作文
[検見川]作文→面接
[国府台]作文→面接
[県幕張総合・総合科]「志願理由書」が復活

といったあたりでしょうか。

昨年と同じく「独自問題の学力検査」を実施する学校もありません。
「志願理由書」も幕張総合で復活したものの、ほとんどの学校では提出を求められません。

さて今年度、注目されるのは「内申点の扱い」ですね。
まず「評定の全学年の合計値に各高校の定めるKの数値(0.5〜2)を乗じて調査書の得点とする」
とあります。
「評定の全学年の合計」ですから、中学3年間すべての成績(5段階評価)を合計します。135点満点ですね。

昨年までは、この内申点に悪名高い「調整」が行われていました。
これは絶対評価の導入に伴い、各中学で内申点が高くつけられる傾向が強くなったために、後付けで県の規定した「95」という数値を基準に調整するというものです。
具体的には、評定平均が90の中学校からの受験生は全員プラス5点、評定平均が100の中学校からの受験生は全員マイナス5点になるという、かなり乱暴な制度でした。

こちらが実際の中学校での評定の付け方(いずれも県教育委発表・Miraizまとめ)です。


年を遡っていくと、過去には100を超え、9点もマイナスされてしまった年があることが判ります。

また、こちらが同じ第2学区内での近隣市町村との比較です。


同じ学区内でも、出身中学校が違うというだけで、97から85まで、12点もの差がついてしまっていたことが判ります。
そして今年はわりと控えめだったものの、相対的に浦安が高めの数値(引かれてしまう!)であるということも。

浦安市内では内申点が甘い中学校が多く、マイナスになってしまう受験生が毎年難関校の入試で競り負け、涙を飲みました。
私の教え子でも本当に1点差で届かなかったという生徒が居ました。

これが今年、ついになくなりました!

個人の努力に関係なく減点されるというのは、どうにも納得のいかない制度でしたから、この改革は歓迎したいと思います。
…しかし、そうなるとまた、内申点が高騰…ということになるのではないでしょうか。
(個人的には、内申点なんていかにも「大人の上から目線」でバカバカしいなあ…と思っているのですけれど・笑)

次に「Kの数値」とは、「内申点をどれくらい重視するか」という係数です。
学力検査は基本的に[100点満点×5科目=500点満点]ですが、ここに内申点をどの程度の重みで加えるかということです。
K=1であれば135点のまま、K=0.5であれば内申点は67.5点となり、学力検査重視(学力:内申点=7.4:1)ということになります。
逆にK=2であれば、270点ですから内申点重視(学力:内申点=1.85:1)ということになります。

K=0.5の主な学力検査重視校は、千葉・千葉東・検見川・船橋・小金・東葛飾・佐倉です。
K=0だった千葉と、K=0.4だった千葉東が0.5で足並みをそろえ(させられ)ています。
小金・検見川は従来K=1でしたが、学力重視に舵を切りました。

K=2の内申点重視校は近隣の主なところで、船橋東・船橋啓明・八千代東・浦安南といったあたりです。
一般には、学力的には比較的入りやすい高校で、秩序ある学校生活を送れるかというところを問う意味合いが大きいと思われます(昨年まではK=3という学校もありました)。一方で、船橋東高は難関校の一角でありながら伝統的に内申重視の選抜を守っています。

その他多くの学校ではK=1を採用しています。詳しくは下記リンクをご覧ください。


さらに、調査書の記載事項(部活動・特別活動など)について50点を上限として加点できることになっています。
もうひとつ、学校設定検査(2日目に各校が定める検査)の評価が、10点〜100点の範囲で加わります。

まとめると、
[学力検査500点+内申点135点×K+調査書加点(0〜50点)+学校設定検査(10〜100点)]
の合計が総合得点になります。

ちなみに、選抜過程でのこれらの評価はすべて数値化し、公開しなければならないことになっています。
すでに各高校のホームページでは「令和3年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法」として、詳細が発表されています。
気にな高校については必ずチェックしておきましょう。

さて、船橋が今年切り替えたことで、千葉・船橋・東葛飾・千葉東と、難関校はみな2日目は「作文」になりました。

[千葉] 60分・600〜800字 10点満点
[船橋] 50分・500〜600字 10点満点
[東葛飾]50分・500〜600字 60点満点
[千葉東]60分・600〜800字 10点満点

誤字脱字、指定字数への過不足、テーマに沿った記述という辺りを基準にして、2名の評価者で評価されます。
まったく書けないというのも問題でしょうけれど、このレベルの高校を志すなら相応の文章力を備えているのが普通でしょうから、10点という配点を考えても、特別な対策が必要というほどでもないように思います。
ただ東葛飾は最大で40点もの差がつきますから、要注意です。

また市立高校という選択肢もありますが、浦安市からの受験が可能なのは…

・市立千葉(理数科)
・市立稲毛(国際教養)
・市立習志野
・市立船橋
・市立松戸
・市立柏

です。市立松戸は2019年より普通科も出願可能になりました。

posted by こんぶ先生 at 23:53| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

夏休み期間中の学校見学・行事案内

夏休み中に各高校で開催される学校見学・行事などの一覧表を、「Vもぎ」の進学研究会がまとめてくれました。


受験を控えた中3生はもちろん、来年受験生になる中2の皆さんもぜひ足を運んでみてください。
1度しかない高校生活、その環境を自分で選べるのはとても恵まれたことです。
(どうでもいい…なんて甘えたことを言う人は、世のため人のため今すぐ親元を出て働いてください、と個人的には思います)

今年度はCOVID-19の影響により、急遽日程を変更したり、オンライン形式で実施する学校も多くあります。
また事前の予約を要する学校がほとんどですので、学校の公式ウェブサイトで確認しておきましょう。

さて、今年はかなり変則的ではありますが、一般的な学校行事としては、おおよそ下記のような形で実施されます。

1)説明会
その学校の教育方針、指導体制、カリキュラム、学校生活、卒業生の進路や大学合格実績などを、校長先生や担当の先生がくわしく説明してくれます。スライドでわかりやすく伝えてくれたり、学校紹介の映像(放送部の生徒がつくる学校もあります)を見せてくれる学校もあります。
また、複数の学校が大きな会場に集まって行う「合同説明会」もあります。学校ごとにブースが設けられ、個別に対応してくれますので、先生から直接話を聴くことができます。パンフレットも配布されていますので、1日で色々な学校の情報に触れることができます。まだ志望校が決まっていない生徒や、併願校について考えている生徒にはお勧めです。

2)公開授業
普段行われている授業を見学できます。授業の内容、生徒たちの授業態度・取り組み姿勢などがわかります。もちろん、外部見学者の目を気にしないはずはないので、多少よそゆきかもしれませんが(笑)、その学校の「生の姿」を見ることができる貴重な機会です。
また、実際に授業や部活動に参加できる「1日体験入学」を行う学校もあります。先生方や先輩たちと直接交流できるので、その学校の雰囲気を実感できます。

[学校見学のポイント]
せっかく足を運ぶのですから、「そこに行かないとわからないもの」に注目しましょう。
ついつい施設や設備の充実ぶりに目を奪われてしまいますが、それ以上に学校のカラーを決めるものは「人」とその人々が醸し出す「空気感」です。
挨拶はどうか、清掃状況はどうか(昇降口の靴箱・トイレなど…ってお姑さんみたいですが・笑)、こんなところからも、彼らが「当たり前」と考えているものが伝わります。
在校生たちの授業や行事への取り組み方、説明してくれる先生方の熱意、はまさに肌で感じるところです。
先生方と在校生たちのやりとりなど、

「先生が生徒をどう指導しているか?」
「先生と生徒との関係性・距離感はどうか?」

という点はまさに象徴的なところでしょう。

また、電車に乗って実際に行くわけですから、「その高校の生徒になったつもり」で「仮想通学」してみましょう。
時間はどれくらいかかるか、乗り換えのルートは大丈夫か、駅から学校までの風景はどんな街並みか。
「行ったけどよくわかんなかった」「特に覚えてない」なんてのは時間の無駄です。
自分自身の問題なのだと自覚しましょう。

同じ学校の見学は一度か二度で充分です。
第一志望校への思いが募る余り、何度も通ったところで新たな情報は得られません。
志望校が固まったのなら、やるべきは勉強です。合格するための努力に時間を使いましょう。
第一志望校はどれほど見ても「やっぱりイイナア〜」と感じるだけです(笑)。
勉強のやる気が出ないとき、不安になったときなどに、改めて見に行くことでやる気をチャージするというのはひとつの方法です。
しかし学校見学を言い訳にして、入るための努力がおろそかになっているようでは本末転倒ですね。

そして、ここが最大の注意点ですが、第一志望校以外の学校こそ、よく見ておくようにしましょう。

××「そんな学校は行かないから、見てもしょうがない」××

こういうことを言っているようではダメです。
第一志望校はあなたにとっての理想の学校なのですから、そこに比べれば他の学校が見劣りしてしまうのはやむを得ないことです。
しかし、あなたが絶対確実に第一志望校に合格するという保障はありません。
当日、インフルエンザにかかってしまい、40度熱が出た…なんてことだってあるかもしれません。
そんなとき、「見たこともない、全然知らない学校」へ進学するのですか?
うまくいったときのことしか考えたくない、というのは人情としてはわかります。
しかし、それは賢明な戦略とはいえません。無謀というのです。
うまくいかなかったときでも、次善の策をとれるように、二段・三段と備えを構築しておきましょう。

次善校・安全校については、第一志望校との比較で考えるべきではありません。
「どの学校にも行けない」という状況を考えてみましょう。
進学先がないなどというのは、絶対に避けなければならない事態です。
ひとつでも合格校があれば救われますね。
いまの時点で最善に思えなくとも、あらかじめ決してそうイヤな学校でもない、という感触を持っている学校であれば、安心して進学できます。
次善校・安全校は「自分にとってイヤなところ・相性の悪いところ」がないかどうかをチェックしておきましょう。
細かい校則、厳しい生活指導、遠泳大会がある、部活動が制限されている…などなど、自分に合うかどうかは色々ですね。

さて、中3生にもなって、学校説明会すら保護者の方に任せきりというのでは、あまりにシマラナイ話ですね。
自分の学校です。自分で主体的に行動しましょう。
知らないうちに説明会も学校行事も終わっていた!なんていうのは避けたいですね。
上のリンクの夏の行事一覧表や、先の保護者会で配布した学校行事一覧をチェックして、また各校のホームページも確認して、スケジュールを組みましょう。
多くの場合は予約不要ですが、授業体験や部活体験については人数にも制限があるため、予約が必要な場合が多いです。

申込方法や期限についても必ず確認しておきましょう。
実際に説明会や学校行事に足を運ぶ際には、中学校の制服で行くのが無難です。
実際に、ほとんどの中学生は制服で来ています。
学生にとっての制服は社会人のスーツと同じく「正装」です。
これから通うかもしれない高校の先生と会うのに、「正装」であって何もおかしくありません。
学校側の指定がない限り、制服でなければいけないということもありませんが、余計な先入観をもたれないよう、中学生らしい清潔感のある服装を心がけましょう。

その他、ご参考までに先日の保護者会のスライドから「学校見学のポイント」について抜粋したものをアップしておきます。


高校生活は人生でも光り輝く黄金の3年間です。
そのかけがえのない時間を過ごす環境を、他ならぬ自分の目で厳選して、自分に最も適した学校を見つけましょう!
憧れの学校ができたとき、受験勉強は夢に近づいていく歩みとなります。
やる気、出ますよ〜!(笑)
posted by こんぶ先生 at 13:00| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月26日

千葉公立高・後期選抜志願状況(2/25県発表・志願変更前)

今年で最後となります、後期選抜の出願が本日正午で〆切となりました。

千葉県教育委員会の発表によれば、県内全日制高校の121校148学科で、
募集定員 11,351人(昨年11,360人)に対し、出願者数は14,743人(昨年15,405人)でした。

昨年に比べて定員は9人減とほぼ変わっていませんが、出願は662人(一昨年からは1,550人)人も減りました。
来年は一本化ということで最後の後期選抜ですが、最後まで「後期離れ」傾向が見てとれました。
合計での志願倍率は1.30倍、昨年は1.36倍でしたから、わずかに下がりました。

「Vもぎ」の進学研究会(本当に何かと頼りになります)が,高校別の志願者数をまとめてくれています。


このあと、27日正午を〆切に、一度だけ「志願変更」の手続きが出来ます。
この倍率を見て、受験校を再考することができるわけですね。

ただ、多少の倍率の変化くらいで志望校をころころ変えるのは感心しません。
どれくらいの条件になったら変更を検討するのか、また変更するとしたらどこなのか、考えておく時間はたくさんあったはずです。
不安なのはみんな同じです。確証など誰にもありません。
よほど想定外の倍率でもなければ、ここまで来てジタバタするのはやめましょう。
先日も書きましたが、自分の最優先は「県立高校への進学」なのか、「目標校への挑戦」なのか、そこが明らかになっていればあまり迷うことはないはずです。

また、受験校が実力より上位の挑戦校である場合は、「そこが不合格だったときに進学する学校」への気持ちを整理しておきましょう。
自分の選択の結果として、そこへ進学することになっても、決して文句は言わない(言えない)という決意です。
それもなく、「○○高校なんて絶対行かない!第一志望落ちたら高校なんか行かない!」なんて口にしているようなら、受験校は下げるべきです。

理不尽な言い分に聞こえますか?
でももしそう思うなら、自分の姿を客観的に見てください。
保護者の方に我を通して希望の挑戦校を受験させてもらって、不合格に終わってしまった。
なのに、進むことになった高校に対して不満や文句を言うなんて、思い上がった態度だと思いませんか?
学費を払う保護者の方からすればやるせないことこの上ありません。

保護者は、あなた以上にあなたの「合格」を喜び、「不合格」を悲しむ存在です。
頑張っているあなたの姿を見てきたならなおさら、最後は「合格」で終わらせてあげたい、とも思うはずです。
とすれば、あなたに受験校を下げることを提案したとしても、それはあなたへの不信という意味ではありませんよね。
そんな保護者の思いも受け止めて、その上で自分の信念や希望を丁寧に述べましょう。

間違っても八つ当たり的に、だだっ子のように感情だけをぶつけてはいけません。
あなたが十二分に実力をつけ、前期で合格していれば、この迷いはなかったはずなのですから。

残酷な言い方になって申し訳ありませんが、事実に目を背けていては正しい判断などできません。
今後の人生で数々訪れる分かれ道においても大切な姿勢です。
あなたはチャンスをもらう立場として謙虚な姿勢でなければいけない。
そういう意味で、敢えてこんな厳しいことを言っています。

将来、社会に出たら、自分の思うようになることの方が珍しくなります。
ことを実現させるには、いくつもの壁と辛抱強く向き合い、乗り越えていかねばなりません。
保護者の方ひとり説得できないようでは、今後も苦労すること請け合いです。
相手が親だからと甘えて、簡単にキレてみせているようでは、挑戦者の資格などありません。
自分の将来のことを心配してくれるかけがえのない存在なのですから、誠意を持って相談しましょう。

さて、以下は参考程度に読んでおいてください。
あとはさっさと勉強に戻りましょう(試験開始まであと130時間ですよ!)。

さて、この進学研究会提供のデータのありがたいところは、昨年・一昨年の志望変更による倍率の変動を掲載してくれているところです。
もちろんこの通りに推移するとは限らないのですが、とても参考になります。

たとえば昨年の千葉女子高校は変更前の1.33倍から、変更後は1.37倍に上がりました。
ところがさらにその前年、平成30年度は2.05倍から変更後に1.89倍に下がっています。
このように「この学校は上がる・下がる」と思い込むのではなく、年ごとの動きを確認して今年の動きを読むことができるのです。
2倍を超えていると下がる学校が目立つように、どれくらいの倍率になると上がるのか、下がるのか、などを探るのに役立ちます。
とはいえ、やはり年度ごと学校ごとに傾向はバラバラですので、やはり参考程度に見るべき数値ですが…。

では、目立つところを少しチェックしてみましょう。
県千葉の倍率は昨年2倍を超えましたが、今年は1.81倍と県トップ校としては緩やかな倍率です。
もちろん受験者も県内最高レベルですから、1点差に何十人もがひしめくことでしょう。
倍率から受ける印象以上に厳しい入試が予想されます。
覚悟が要りますから志願変更で倍率がぐんと上がることも下がることもないでしょう。

県立船橋は2.41倍と、昨年よりやや厳しい倍率です。一昨年と同水準ですから、同程度にやや志願を減らすでしょう。
東葛飾は2.58倍と、与しやすかった昨年に比べグッと上がりました。

薬園台が1.56倍と難関校の中では最も低く、目を引きます。
ここは2番手校ですから、この倍率なら昨年同様に志願変更で増えるでしょう。
3番手校・船橋東も1.95倍、ここ3年で最も高くなっています。
薬園台が低倍率なので、船橋東への流入はあまりなく、志願変更後も動きはあまりないかもしれません。
八千代は1.81倍、小金も1.91倍と2倍を切っていますので、わずかに増えるか、増減相殺で動かないか、でしょうか。
小金は隔年現象が見えますが、すっかり人気校の仲間入りをした印象です。
前期で3倍超と人気を集めた津田沼ですが、後期も2倍を超えています。
第1・2学区で2倍を超えているのは船橋と津田沼だけですから、今年の人気の程がうかがえます。
さすがに後期で2倍超となると、敬遠・流出する層が少なからずありそうですが…。
あとは千葉西・国分あたりの倍率が例年より低いので、ここは流入がありそうです。
数年前に進学実績が評判になり、倍率が上がった市川東ですが、今年も安定的に人気を集めていますね。
幕張総合も2倍近い倍率となり、人気を回復した印象です。

このブログで、事前に昨年(志願変更後)のトレンドを当てはめて試算した予想倍率は下記のとおりでした。

県船橋(予想) :2.32倍 → 実倍率(変更前):2.41倍
千葉東(予想) :1.59倍 → 実倍率(変更前):1.80倍
薬園台(予想) :1.46倍 → 実倍率(変更前):1.56倍
 小金(予想) :2.09倍 → 実倍率(変更前):1.91倍
船橋東(予想) :3.09倍 → 実倍率(変更前):1.95倍
幕張総合(予想):1.89倍 → 実倍率(変更前):1.96倍

昨年のトレンドに数値を入れただけの機械的な予想に過ぎませんが、県船橋・幕張総合は、ほぼ予測通りの動きです。
一方で千葉東や薬園台は予想よりも上がり、船橋東は予想よりかなり低く出ました。この位置の高校は動きが多く、読みにくいですね。
ただ、この数字だけでみると昨年より少しチャレンジ志向があるのかな?という印象ですね。
いずれにしても極端な倍率ではありませんから、後期には望みを棄てずにチャレンジするだけのチャンスがあると言えます。

蛇足ですが、あまり深い意味があるとも思えない、同じような共通問題での2回選抜、さらに受験から発表まで1週間も待たせて、定員の6割に届かなければ不合格をいったん突きつけて、後期入試までまた2週間近く引っ張る…という千葉県公立高の従来の入試制度は、受験生の気持ちを顧みない酷な制度であったな…とつくづく思います。
1回入試であれば合格できた生徒が、自信をなくして後期で志願を落とすということも多くあったでしょう。
ようやく、本当にようやく来年からの一本化が決まりましたが、それならそれですぐに変えればいいのに何をズルズルと…と思ってしまいます。
「内申点の調整」などという乱暴な制度は急に導入したのに、やめるとなると時間がかかるのはお役所の宿命でしょうか。

周囲が私立や公立前期で進学先がどんどん決まり、学校のクラスでも緩い空気が流れ出す中、それでも歯を食いしばって不安と戦い、自分の決めた目標に向かって頑張る、これは本当に大変なことです。
ましてや望む結果に恵まれずナーバスになっている受験生なら、周囲のちょっとした言動にも心を痛めているでしょう。
しかし、逆に言えばこれだけ追い込まれるような体験はそうそうありません。
辛い思いをしている分、自分自身の精神は鍛えられてもいるはずです。

以前、あるMiraiz生が、こんなことをポツリとこぼしていました。

「不合格がこんなに辛いとは思わなかった、入試がこんなに厳しいとは思ってなかった。前期に不合格になって、初めてその辛さが解った。こんな気持ちになるとわかってたら、前もってもっとたくさん学校を見て、真剣に検討して、準備にももっと力を入れていたのに…。自分はどこかで入試をなめていた」

とても素直な言葉だと思います。
悔しい思いを噛みしめながら、それでもこんな風に思えているなら、そこには成長があるはずです。
次の機会(大学受験や就職試験)ではきっとこの経験を活かすことができるでしょう。
それもまた、高校受験の大きな意義です。

さあ皆さん、過去の結果にうつむくことはありません。
先行きの見えない未来への不安に怯えているヒマはありません。
運やチャンスは、苦しい中でも、それでもやってみようと思う者にしか訪れないものなのです。
努力は100%の成功を保障してはくれませんが、成功した人は必ず努力を重ねています。
夢に近づくには運と努力と才能が必要ですが、我々にできることは地道な努力しかないのです。
いまはただ、自分を信じてやれるだけのことをやりましょう。

「やりきった!という事実だけが、最後に自分を支える」のです。

志願変更が終わったら、改めて確定した志願倍率をご紹介しようと思います。
ただ、くどいようですが、あくまでも気休めです。
やることに変わりはありません、最後まで気を緩めずに頑張りましょう。
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2020年01月16日

千葉県私立高の出願状況(2020)

千葉私立各校の出願状況が判明してきました。
千葉県総務部学事課 が県内私立高の出願状況をとりまとめています。

14日午後5時時点ということで、まだ締切前の学校もあり、途中集計値になっています。
出願者数と募集定員を見ると名目上は凄まじい倍率になりますが、ほとんどの学校では併願状況を考慮して(合格しても入学しない層を計算して)、定員よりもかなり多く合格者を出します。

さて、初日の17日は、[市川・日大習志野・専修大松戸・国府台女子・麗澤・千葉日大一・東海大浦安・東京学館浦安]などの各校で入試が行われます(2回実施の学校も含みます)。

Miraizからも例年受験の多い、主な学校の出願状況は下記の通りです。
ホームページで確定数が公表されている学校は、学校名にリンクを張りました。
その他の学校は千葉県の調査による途中集計値です。
(▲:前年度より増加/▽:前年度より減少)

また、参考までに昨年の実合格者数(募集定員とは異なります)を併記しました。
ただし、あくまでも昨年の数字ですので、昨年同様に合格者を多く出すかどうかは学校の判断によります。


★ 市川
  定員:一般85名 単願35名(昨年は前期一般55名+単願35名/後期30名)
  志願者数:1085名(▽昨年1207名)
  [参考]昨年度一般合格者数:522名/1014名中 実質倍率1.94倍

市川は1/14が願書受付の締切日ですから、確定値と見ていいでしょう。
2018年から5科目入試を導入、さらに今年からは日程も前期に一本化されました。

一般入試での志願者数を見ますと、

2016年 1039名(3科目)
2017年   991名(5科目)
2018年 1133名(5科目)
2019年 1207名(5科目)
2020年 1085名(5科目・前期一本化)

と推移しています。
一本化元年の今年は後期の分の定員も上乗せされるので、当然志願者は増えるものと思っていましたが、フタを開けてみれば122名の減です。
一昨年は2.06倍、昨年は1.94倍と倍率も高くありませんから人気を集めるかと思ったのですが…。
一昨年の前期+後期の合計合格者数は536名、昨年が572名です。
今年も同様に合格者を出すとして、仮に間を取って554名なら、倍率は志願者に対して1.96倍と昨年並みになりますから、このクラスの学校としては狙い目だったと言えます。
5科目入試ということで敬遠されることもあるかもしれませんが、しかしこのレベルの学校の志願者からすれば、理社があるというだけで断念するような層はそもそも問題にならないでしょう。
中学入試を通った内部進学生との理社の学力差が大きいということで導入された5科目入試ですが、「冷やかしお断り」のような効果もあるのかもしれません。


  定員:前期A180名・B170名 / 後期20名
  前期A(単願)志願者数: 192名(▲昨年 155名)
  前期B(一般)志願者数:1634名(▲昨年1502名)
  [参考]
   昨年度前期A合格者数: 152名/ 155名中 実質倍率1.02倍
   昨年度前期B合格者数:1186名/1496名中 実質倍率1.26倍

日大習志野は一昨年まで2年続けて志願者が増え、倍率も1.8倍超まで上がっていましたが、日大の不祥事が話題になった昨年は一般だけで300名以上の減となりました(日大習志野高校には何の非もないはずですが…)。
昨年は一般入試も空前の低倍率、単願A入試に至ってはまさかの定員割れと、受験生にとってはラッキーな年でした。
注目の今年は1634名と数字を戻しましたが、それでも元の水準(例年1700〜1800名程度でした)には届いていません。

さて昨年は志願者減にもかかわらず、1186名と前年よりも200名近く合格者を多く出しました。
ただ逆風下で入学者数減を見込んでの保険という意味もあるでしょうから、今年も同じくらい…とは期待できないかもしれません。
ただ過去をふり返ると、2016年の志願者数が1697名で、1131名の合格者を出しています。
今年も同様の合格者を出すとして1100名で計算すれば、倍率はおよそ1.49倍となります。
とすれば日大習志野としては低めの倍率ですから、今年もチャンスの年となりそうですね。

日大習志野は例年1.5〜1.8倍程度の穏やかな倍率に落ち着いていますが、
倍率が2倍を切る入試では、受験生の中で「平均点」をとれれば余裕で合格できます。
(平均点=倍率2倍のときの合格最低点、ですからね)
出題は難しめですが、落ち着いてとれる問題をとり切るようにしましょう。


★ 専修大松戸
  定員:前期236名(特待含む)/ 後期20名
  前期志願者数(E/A合計):2467名(昨年▽2792名)
  [参考]昨年度合計合格者数:909名/2659名(2.93倍)
                   =複数受験者の重複を含む
   昨年度前期E類合格者数:363名/1044名中 …名目倍率2.16倍
               ほかにA類へのスライド合格55名
   昨年度前期A類合格者数:546名/1615名中 …名目倍率2.96倍

今年はなぜか志願者を325名も減らしています。
進路指導に手厚く、野球・サッカーなどの強豪校でもあり、文武両道の学校として人気の学校なのですが…。
この学校は「1回受験」「2回受験」「両日とも受験」「A類へのスライド合格」などの重複がありますが、
ここで紹介している昨年の「実質倍率」は高校の説明会で発表された重複抜きの純粋な実数です。
名目上は高く見えますが、重複を除いた純粋な倍率は例年1.6〜1.8倍程度と2倍を切っており、日大習志野とほぼ同程度です。


  定員:64名(第一志望含む)
  志願者数:1249名 (昨年前期1353名:▽112名)
  [参考]昨年度合格者数:585名/1353名中 実質倍率2.31倍

昭和秀英も市川同様、今年から前期日程に一本化し、定員も後期枠の20名が乗りました。
しかしここもまた100名ほど志願者を減らしています。
過去7年の合格者の推移を見ると、

→ 522名/2.15倍(2013)
→ 516名/2.26倍(2014)
→ 445名/2.74倍(2015)
→ 463名/2.64倍(2016)
→ 599名/2.24倍(2017)※東邦大東邦の高校募集停止
→ 586名/2.37倍(2018)
→ 585名/2.31倍(2019)

と一時期の高倍率を過ぎ、ここ3年は2倍台の前半で落ち着いていることがわかります。
昨年「臨時定員増」が終了し、定員が半減となっても志願者数は減らず、合格者数も維持されました。
定員が1.5倍に増えたにもかかわらず志願者を減らした今年はどうするのでしょうか。
昨年後期で82名が合格していますが、前年並みの合格者数にその分も増やすとなると660名、となると倍率2倍割れもあり得る数字です。
おそらくはそこまで甘くなることはないと思いますが…。


  定員:120名
  志願者数:@535名(▲昨年526名)A677名(▲昨年645名)
  [参考]昨年度名目合格者数:454名/1136名中
      倍率2.50倍 ※重複含む
      GSは80名、GLは374名の合格

芝浦工大柏も5科目(選択)入試があり、2017年から前期日程に一本化されています。
同年の受験者数は961名でしたが、年々志願者を増やし、今年も1212名とさらに人気が高まっています。
こちらも複数コース・複数回入試で受験生の重複を含みますので、倍率は参考程度にご覧ください。


定員:前期のみ募集 S特進(叡智スーパー特進)30名/特選(叡智特選)70名
志願者実数合計:289名(▽昨年457名)
《S特進》実志願者数 99名(▽昨年139名:重複含まず)
《特選》  実志願者数 190名(▽昨年318名:重複含まず)

[参考]昨年度合格者数
 《S特進》定員30名
  合格者:100名/実受験者:138名 実質倍率:1.38倍
 《特選》定員70名
  合格者:157名/実受験者:243名 実質倍率:1.56倍

一昨年から装い新たに「叡智」を冠する2つのコースに再編しています。
ここは出題は難しめですが、その分合格最低点は50%台と低めです。
麗澤や芝浦工大柏は、例年ホームページで出願者数や受験倍率などを類型ごとに細かく発表してくれますのでありがたいです。
情報公開に積極的な学校は信頼感がありますね。
S特進では5科目が敬遠されてか、志願者数をかなり減らしています。
広大な敷地と充実した大食堂のある、素敵な学校なのでもっと人気があっていいと思うのですが…。
今年は日大習志野や芝浦工大柏を除き、私立が軒並み志願者数を減らしていますね。
昨年10月の台風の被害に配慮する学校などもありますが、私立併願校を減らすなどして多少影響しているのかもしれません。


また合格発表がありましたら今年度の動向をまとめたいと思います。
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2019年12月19日

2021年度(現中2生対象)千葉公立高入試日程が発表されました

2021年春に行われる、現中2生が対象となる千葉公立高の入試日程が発表されました。
千葉県教育委員会のホームページ でご確認いただけます。

[出願]2月9日(火)・ 10日(水)・ 12日(金)
[志願変更]2月17日(水)・ 18日(木)

[学力検査]2月24日(水)・25日(木)

[追検査受付]2月26日(金)・3月1日(月)
[追検査]3月3日(水)

[発表]3月5日(金)

千葉県公立高入試は前期・後期の区分が廃止され、2021年度より日程は一本化されます。
2日間の日程で行われますが、初日は[国語・数学・英語]の学力検査、2日目は[理科・社会]の検査と[学校ごとに設定]の検査が行われます。
この学校ごとの検査は従来の前期選抜2日目で行われていたもので、[面接・作文・小論文・集団討論・自己表現・独自問題]などからひとつ以上を学校側が選んで設定します。

2020年度の前期選抜日程は2/12・13ですから、およそ2週間ほど後ろにシフトしたかたちになります。
現場を預かる身としては、年が明けてからも充分に準備する時間がとれることは歓迎したいですね。
また従来、定員の6割しか合格しない厳しい前期選抜の結果に自信を喪い、後期をあきらめたり、実力的には合格してもおかしくない生徒が志願を下げたりすることもありましたから、そういったことがなくなることも前向きに受け止めたいと思います。

また一本化に伴い、体調不良などで受験機会を失わないように「追検査」が設定されています。
ただ、正規日程が2日間なのに追検査は1日だけですから、まったく同じとは言えない条件です。
さらに当然問題も異なりますから、難易度差なども考慮してどのように合否判定に整合性をとるのか、注目したいと思います。

もうひとつ注目したいのが、何と言っても「内申点」の扱いです。
旧制度では悪名高い「調整」制度がありました。
絶対評価の導入に伴って、各中学校間の格差を「調整」するため、生徒本人の努力に関係ないところで内申点を加減するという、どうにも乱暴な制度でした。
つまり、出身中学校によって内申点が不可抗力により削られてしまうわけです。
特に浦安地区は内申点の付け方が甘い中学校が多く、ひどい年には15点も引かれた例があります。
合格ラインが9割近い難関校で文字通り1〜2点を争っている受験生にはたまりません。
新制度ではこれがどうなるのか、現時点では発表されていませんが、非常に気になるところです。

蛇足ですが、個人的には中学校の内申点ほどいい加減な数字もないと思っています。
特に「関心意欲態度」の項目は先生によって基準もバラバラ、極めて恣意的な評価になっています。
絶対評価をうたうならば、純粋に試験の得点及び提出物の評価といった客観的な数値で為されるべきではないでしょうか。
体罰を禁じられた教員が、効果的な生徒指導のペナルティツールのように使っている面も否めません。
気に入らない生徒に意趣返しのような成績をつけた例も記憶にあります(まあ人間が行う以上、評価とはそういうものなのでしょうけれど)。
それなのに、いざ進学がかかると推薦条件に合わせて数値を加減するなんてこともザラにあります。
こんな数値でいったい受験生の何がわかるのか、内申点など選抜材料からなくしてしまうか(事実、県千葉などはそうしていますし)、いっそ相対評価に戻してくれればいいのに…と思ってしまいます。

閑話休題、ですね(笑)。

さらに、公立の日程変更を受けて、千葉私立高がどのように変わるのかも注目したいと思います。
私立高もほとんどの学校で後期日程が縮小または廃止されており、事実上の一本化が進んでいます。
従来は前期日程が1/17スタートでしたが、同じく2週間ほどシフトして一本化するならば、1月末ということになるのでしょうか。
すると2月の初旬には合否の結果が出そろいますから、それをふまえて公立へ出願、というスッキリした日程になります。
さらには長年悩みの種でもあった東京私立校の一般入試や、国立大附属高などとの日程重複もなくなります。
あまつさえ、東京の結果を見てから、千葉公立高の志願変更という手も打てます。
なんでもっと早く変えなかったんでしょう(笑)。
まあ、期限ありきの拙速な改革は決してうまくいかないと、大学入試改革の醜態が教訓をくれていますが……。


さあ中2生の皆さん!
皆さんの勝負の日が決まりました。
私は皆さんに「大みそかを過ぎたら受験生!」とハッキリお伝えしていますね。
学校行事や部活動を言い訳に、「眠い・疲れた・ハラへった」を繰り返し、ゲームやネットばかりに無為に時間を費やす…そんなようでは「受験生」の名に値しませんよ。
いまからなら、本気でやればいくらでも学力は伸ばせます。
皆さんの希望の進路が叶えられるよう、私たちも全力を尽くしますから、皆さんも高い目標を持って少しずつ準備を始めましょう。

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2019年02月27日

千葉公立後期・出願状況(2019確定)

入試日程の最後となります、千葉公立高・後期選抜がいよいよ明日に迫りました。
26日(火)正午に志願変更も締め切られ、志願倍率も確定しました。

千葉公立後期選抜志願状況《確定》.pdf
《Vもぎ・進学研究会提供》


第1学区〜第3学区でみると、後期選抜で最も高い倍率は県千葉の2.27倍、次いで小金の2.23倍、県船橋の2.21倍です。
(全県では第4学区成田国際が2.51倍、次いで佐倉が2.46倍と人気を集めています)
県立御三家は受験者に学力上位層も厚く、倍率以上に厳しい競争となりそうです。

県千葉は2名減でほぼ変わらず、倍率は2倍を切った昨年から戻しました。
県船橋も8名減であまり変わらずですが、こちらは過去3年では低めの倍率です。
東葛飾の倍率は2.09倍と、昨年県内普通科で最も厳しかった2.6倍から緩和しました。
千葉東は6名減でしたが、倍率は依然2.03倍と比較的高めです。
薬園台は例年よりやや戻ったものの、以前に比べ昨年・今年は志願者が減少傾向です。
低倍率を見てか後期は15名増えましたが、それでも1.73倍と2倍を切っています。

その他、Miraizのある浦安市の属する第2学区と、隣接する第1学区で見ていきましょう。
第2学区では、船橋東・国分・浦安、第1学区では千城台・若松あたりが昨年よりも倍率が上がっています。検見川も微増ですね。

船橋東は志願変更後も志願者数に変わりなく、倍率は昨年より少し上がって1.81倍となりました。
ここ3年では最も高い倍率です。
八千代は昨年に続き2倍を超え、人気を集めましたが、高倍率が敬遠され10名減、それでも2倍は超えています。
後期第2学区で2倍を超えているのは船橋・小金と八千代の3校です。
総合学科で人気を集める小金は、7名減ですが2.23倍と高倍率です。

千葉西は変更前の1.36倍から5名増えて1.40倍。一昨年の水準に戻りました。
昨年志願者を減らした幕張総合では、変更前1.70倍の倍率を見てか、11名減少で1.66倍と昨年並みになりました。


ただ、何度も言っています通り、ここまで来たら倍率などタダの数字です。
当日はとにかく、出来ることをとりこぼさないことに集中しましょう。
もう開き直って「ケアレスミスゼロ!」だけを目標にしてみてはいかがでしょうか。

いまから劇的に得点力が上がったり下がったりするようなことはありません。
ケアレスミスは「本当なら得点できたところ」です。
そんなもので合否が分かれたら悔やんでも悔やみきれません。
ここまで来たらもう、「悔いを残さない」ことに徹するべきです。
難しい問題が急に出来るようになるのはムリでも、当日気をつけて問題をよく読むことくらいはできるはず。
ケアレスミスが本当にゼロに出来たら、2〜30点は優に変わりますよ。

また、受験票を忘れた・なくした、バスや電車を乗り違えたといったミスもないように…。
極端な寝不足や、体調不良にも気をつけて。
いつも通りのあなたでいられるよう、コンディションを整えてください。

当日、あなたを待っているのは、いままで何十・何百とこなしてきた「ただのペーパーテスト」です。
突然、やったこともないようなことを要求されるようなことはありません。
いつものあなたの実力ができるだけ出せれば、それでいいのです。
あとは出題との相性。これはもう運としかいいようがありません。
すべては、才能と努力と運のかけ算です。
どれがゼロになってもいけないし、どんなにスゴイ人(才能)が、どんなにがんばって(努力)も、MAXは3分の2。
残り3分の1は、誰にもどうにも出来ない「運」の領域なのです。

ですから、あなただけがくよくよして、うつむくことはありません。
堂々と、悔いを残さぬよう思い切り、ぶつかってきてください。

今年度入試について、私からのアドバイスも最終回となります。

みなさんの幸運をお祈りします!
がんばれ、がんばれ、Miraiz生!!
posted by こんぶ先生 at 16:39| アドバイス:入試・進学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする